河野太郎外相「日韓合意の精神に反する」 韓国の「慰安婦問題を人権問題に位置づける」計画準備に不快感(産経新聞)
 河野太郎外相は19日午前の記者会見で、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相が慰安婦問題を国際社会で人権問題として位置づける計画を準備していると公表したことについて「日韓合意の精神に反するものだ」と不快感を示した。そのうえで「先方の真意をしっかり確認したい」と語った。

 河野氏は、康氏や文在寅大統領と14日に会談し、未来志向の関係構築を確認したばかりだったことに触れ「いぶかしく思っている。このようなことが続けば、せっかくの日韓パートナーシップ20周年を前向きに祝い、未来志向の関係を作っていくことが難しくなるのは先方も分かっているはずだ」と語った。
(引用ここまで)

 カン・ギョンファ外交部長官が「慰安婦問題を人権問題として取り上げる計画を準備している」とか言い出しまして。

慰安婦問題 「人権問題として位置付けられるよう準備」=韓国外相(聯合ニュース)

 実際のところ、なにをやろうとしているのかは不明ですが。
 「国際社会で取り上げる」と言っている以上、明白な慰安婦合意違反ですね。

 韓国がなにかをすることは止められませんが、慰安婦合意があることで日本側から「これは合意違反」「未来志向の関係構築はもうできない」と宣言することは可能。
 アメリカ側に説明もできるし、実質的な立会人であるアメリカに「あいつらが合意を守るように言え」ということすら可能なのですよ。

 ……まあ、アメリカが慰安婦合意を日韓に強いたのは、中国に対抗する手段として日米韓の実質三角同盟を保持するためだったのですが。
 韓国は中国に対して三不の誓いをやってしまったので、それもあり得ない。
 実際に誓いを盾にして日米韓の合同軍事演習を断っていますしね。
 かつ、アメリカ側も韓国を積極的に切り離そうとしている状況になっているので、アメリカにとっては大きな意味を持たなくなりつつあるというのも実際ですかね。

 でもまあ、日本にとっては「じゃあ通貨スワップ協定なしな」とか「もちろん高レベル経済協議もなし」とか「漁業協定? なんでおまえんとことそんなことを?」というような対抗策が取れるようになっているのはありがたいこと。
 そういえば「4月中に漁業協定を締結しないなら『決断』をくだしてやるからな!」とか息巻いていましたが、あれはどうなったんでしょうかね?