金文洙氏「文大統領は自営業者より金正恩を助ける考えばかりで心配」(中央日報)
韓経:【社説】投資も、消費も、雇用も韓国だけ疲弊…「自害政策」のせい(中央日報)
チョン議員が公開した資料によると、韓国の自営業者1カ所当たりの月平均売り上げは3372万ウォンで、昨年1−3月期の月平均3846万ウォンに比べ12.3%減った。業種別では食料品や化粧品などが含まれる小売業売り上げが41.4%の減少で最も大きく落ち込んだ。地域別では大邱(テグ)が32.6%、ソウルが28.6%、世宗(セジョン)が20.5%など大都市で減少幅が大きかった。

これに対し金氏は「韓国の雇用の25%以上を占める自営業者が通貨危機当時よりも大きな苦痛を受けている。14年間妻とともに小さな書店を運営してみたが(自営業者は)賃貸料、人件費、集金、公課金に苦しめられるため年中無休で店を開いてもお客さんがこなければすべて無駄になる」と指摘した。
(引用ここまで)
韓国経済が全方向で悪化している。輸出、投資、消費、雇用など例外がない。毎日発表される経済指標ごとに後退している。先月の輸出増加率はマイナス0.1%で2カ月ぶりに減少した。「5月の産業活動動向」では設備投資が3カ月連続、消費(小売り販売)は2カ月連続で減った。5月に7万件まで減った新規雇用数が6月はどうだったかも中旬に発表される雇用動向が恐ろしいほどだ。

「経済は心理」と言うが、企業の景気見通しはますます悪化している。600大企業の景況指数(BSI)の7月の見通しは90.7で、17カ月来の最低水準。OECD25カ国中唯一韓国企業だけが景気悪化を予想したのも同じ脈絡だ。今後の景気を計る先行指数循環変動値が4カ月連続で下落傾向のため下半期に急激な景気低迷がくるという警告まで出ている。 (中略)

世界が好況局面なのに韓国だけで警告音が大きくなっているということがさらに問題だ。先進国では果敢な規制廃止と労働改革、減税などで活力を取り戻している。米国のトランプノミクス、日本のアベノミクス、フランスのマクロン政権の改革ドライブなどがそうした事例だ。米国と日本は失業率が2〜3%台にすぎず、EUも4月の失業率は8.5%でこの10年で最低だ。中国は貿易摩擦の渦中にも1〜5月の輸出増加率が13.4%で前年同期の2倍だ。

世界経済に便乗してきた韓国が単独で激しく疲弊しているのは、その原因が内部にあるとしか見られない。この1年間に所得主導成長と親労働政策にオールインし世界の流れに逆行したことは「自害」と変わらない。企業を「積弊」と認識し、企業の支配構造に根掘り葉掘り干渉するなど「反企業政策」一色だった。その上に企業の意欲を鼓舞する規制改革は遅々として進まず、棚に並べただけにすぎない印象が濃い。

その結果企業の士気は地に落ち、自営業者は生死を心配し、働き口を求める青年はさらに挫折している。今後グローバル貿易戦争が高まり輸出まで後退すれば果たして抜け出す穴があるのか疑問だ。今年韓国政府が目標にした「3%成長」が問題なのではなく、経済・産業基盤の崩壊を心配しなければならない時だ。雇用も、家計所得も、企業が存続してこそ増える。それでも青瓦台(チョンワデ、大統領府)は「所得主導成長をさらにスピード感を持って推進したい」とする。
(引用ここまで・太字引用者)
 最後の太字部分、頼もしいっすな。
 つまり、こういうことなのでしょう。

 所得主導成長はそもそも素性のいい政策であるはずにも関わらず、結果が出ていない。
 それどころか経済全体に副作用が出ている。
 政策が悪いのではない。これまでの悪しき積弊を消し去ることがでていないことこそが悪いのだ。
 我々はさらなるスピード感を持って所得主導成長を推進しなければならない。
 悪を消し去り、「善の循環」を達成しなければならないのだ。

 っていう。
 まだ強度と速度が足りていない、という認識のようで。
 所得主導成長を韓国の隅から隅まで行き渡らせることさえできれば、夢のような経済状況が訪れるはず。いや、訪れなくてはならない。……頼もしい。
 労せずして敵にこれほどの大統領、これほどの為政者を持つことができるとは望外の喜びですわ。
 なんだったら永世大統領になってくれてもいいくらい。

 先週の疲れから風邪になったというムン・ジェインは、復帰に際してムン・ジェイン2.0とでも名乗るのがよいと思いますね。
 ちょうど今月中ごろには来年の最低賃金も決定することですし。
 なんだったら来年の最低賃金をもう1万ウォンにしちゃうといいんじゃないですかね。
 がんばれ、ムン・ジェイン!