「江原ランド採用不正」グォンソンドン議員4日拘束令状審査(ニューシス・朝鮮語)
江原ランドに知人等の採用を請託した疑いを受けているクォン・ソンドン自由韓国党議員拘束審査が4日に行われる。

2日、裁判所によると、ソウル中央地裁ホギョンホ令状担当部長判事は4日午前10時30分圏内議員の業務妨害などの疑い拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を行う。

クォン議員は、自分の昔のインターン秘書を含めて10人余りを江原ランドに就職させるためにチェ・フンジプ前江原ランド社長に請託した疑いなどを受ける。

江原ランド採用不正関連団はクォン議員が春川地検捜査当時から関係者に虚偽の陳述をしたものと把握している。また、団は携帯電話を交換し、地域の議員事務所押収捜索当時の書類を破砕させるなど証拠隠滅も試みたと判断している。

団は去る5月、拘束令状を請求した。しかし、国会で逮捕同意案が処理されず、審査日程は取れなかった。このため、「防弾国会」などの批判が起きた。
(引用ここまで)

 韓国国内で韓国人が出入りできる唯一のカジノとして知られている江原ランド。
 そこで2012年に新規雇用された518人のうち、493人が不正採用によるものだったという事実が判明していまして。
 その「不正に採用された人員」は法的根拠なしに解雇されることが決定しています。
 積弊清算の一環として超法規的措置を執っているとのことでした(笑)。

 でもって、その不正採用を主導した国会議員に対して逮捕状が発行されるかどうかの瀬戸際になっているそうですよ。
 一応、韓国でも開会中の国会議員に対しては不逮捕特権があるので、逮捕されずにいたということなのですが。
 でもなぁ……保守派であろうと革新派であろうと韓国の国会議員がこういった請託請負をやっていないわけがないのです。

 ムン・ジェインは大統領選の公約で偽装転入・兵役逃れ・不動産投機・脱税・論文盗作といった5大不正を犯した人間は閣僚として登用しないと宣言していたのですよ。
 いわば「これまでの保守派政権とは異なるキレイナ内閣」を作ろうとしていたのでしょうね。
 ですが、次々と閣僚候補が身体検査に引っかかってしまって最終的には「公約と国政運営は異なるのだ」と開き直って続々と不正経験者を閣僚に任命していきました。

 それと同じで不正採用をさせていないわけがない。
 ここ10年は保守政権であったために旧セヌリ党からの「依頼」が多かったとは思いますが、それでも左右問わずにやっていることは間違いない。
 記事にあるようにクォン議員なる人物がこうして罪に問われているのは、保守政権が権力争いに敗れたからというだけのことであって、ウリ意識が優先される韓国社会で国会議員がこうした話に加わっていないわけがないのです。
 ただし、左派政権は延々と続くのでこんな形で犯罪者として扱われることはない、というだけの話です。

 このニュースへのコメントは「こんな積弊議員をすべて清算させれば韓国の政治は成熟するのだ」みたいな意見にあふれているのですが。
 まあ、いつの日にかそんな「キレイナ韓国」ができるとよいですね。