北朝鮮のCVID再確認 非核化まで制裁維持へ=韓米日外相(聯合ニュース)
韓国と米国、日本の外相会談が8日、東京で開催された。河野太郎外相は会談後に開かれた共同記者会見で、北朝鮮の「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」を求める方針を再確認したと明らかにした。

 また、ポンペオ米国務長官が6〜7日に平壌を訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の側近の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長と会談した際、日本人拉致問題を取り上げたことに謝意を表明した。

 韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は韓米合同軍事演習を中止したことについて言及し、「演習の中止は北が迅速に非核化を進めるようにするためのもの」とした上で、「韓米軍事同盟に変化があったわけではなく、3カ国は今後も連携していくことにした」と説明した。

 また、「完全な非核化は完全な核物質の廃棄だ。これは明確に定められている目標」と強調。「北はこうした決議を完全に履行しなければならない」としながら、北朝鮮が完全な非核化をするまで国連安全保障理事会の制裁を維持しなければならないとの認識で3カ国が一致したと述べた。
(引用ここまで)

 いまきた3行。

 ・あくまでも北朝鮮の非核化に際してCVIDを求める。
 ・高位者会談で日本人拉致問題を議題に取り上げた。
 ・非核化まで国連安保理の制裁は維持しなければならない。

 ポンペオ国務長官は原則を譲る気はまったくないようですね。
 米朝首脳会談は開催してキム・ジョンウンを引きずり出し、実務者会談や高位者会談ではCVIDを譲らない。
 日米関係を堅持する意味でも拉致問題への言及も忘れない。
 さらに韓国、中国を牽制するために制裁維持を言明する。
 ふむ、なるほど。
 まったくもってそつがない。

 韓国は南北首脳会談、および板門店宣言に基づいて制裁解除する気満々ですけどね。
 南北鉄道接続やら開城工業団地の再開をいつでもやりかねないくらいの勢い。
 特に開城工業団地についてはできるのであれば明日にでもやりたいって感じの話になっています。

 統一部長官は「制裁解除が前提だが」としながらも「可能であれば早期再開が望ましい」と発言していますし、先週には入居企業が北朝鮮への入国を政府に求めていたほどでした。
 北朝鮮に資金を入れたくてうずうずしているっていうのが本音でしょうね。

 でも、それに釘を刺す形で「制裁は維持する」と日米韓外相会談で述べられてしまった。
 まあ、なんらかの形で援助をしていくのだろうなとは思いますが。果たしてアメリカの監視をかいくぐれますかね?
 とりあえず今回は日米韓外相会談の声明として「日米韓の三ヵ国は緊密に連携していく」という文言を入れていますけどね。