空席80%の仁川空港行きKTX、4年で姿を消す?(中央日報)
国土交通部によると、KORAILは先月19日、地方−仁川空港間のKTX運行を中断するという内容の「鉄道事業計画変更認可申請書」を提出した。KORAILは申請が受け入れられる場合、9月1日から路線を全面廃止する計画だ。

これに先立ちKORAILは3月末からKTX車両整備などを理由に仁川空港行きKTX運営を中断している。当初この路線には一日22回(片道基準)列車が運行した。京釜(キョンブ)線12回、湖南(ホナム)線4回、慶全(キョンチョン)線2回、東海(トンヘ)線2回、全羅(チョンラ)線2回だ。当初、仁川空港行きKTXは地方の乗客の空港アクセスを改善し、空港鉄道の利用を増やすという趣旨で2014年に運行が始まった。

これを受け、国土部は3日、仁川、釜山、光州、大邱、慶南(キョンナム)、全南(チョンナム)などの担当者と会議を開き、仁川空港KTXの廃止に関する意見を聞くなど世論を把握中だ。国土部の関係者は「今月末まではとにかく結論を出す予定」と明らかにした。

KORAILが廃止の理由として挙げるのは何よりも需要不足だ。昨年基準でソウル駅−黔岩(コムアム)駅−仁川空港駅の空港鉄道区間を利用したKTXの乗客は一日平均3433人。この区間に一日に供給されるKTXの座席(1万490席)の23%にすぎない。黔岩駅で乗り降りする乗客は870人で、仁川空港は2563人。10席のうち8席は空席で走っているということだ。

KORAILのホン・ミョンホ報道官は「他の路線では座席が足りず、立って利用する人も多い」とし「仁川空港までほとんど空っぽの状態で走る列車をソウルの南側の区間に投入すれば、はるかに効率的な乗客輸送が可能になるだろう」と述べた。また「路線が廃止される場合、ソウル駅の始発・終着KTX増便、KTX・空港鉄道連係乗車券の発売、光明(クァンミョン)駅都心空港ターミナル利用の活性化などを通じて従来の乗客の不便を減らすことができる」と説明した。 (中略)

空港列車を運営する空港鉄道側も仁川空港行きKTXの廃止を積極的に支持している。2014年にKTXが運営されたことで空港列車の運営が大幅に減ったからだ。一日420回ほど運行していたが、現在は357回に縮小した。KTXが運行する時間を避けるためだ。当時はまだ空港列車の乗客が少なかったが、現在は一日平均24万人が利用するほど乗客が増えた。一日に28万人が利用したこともある。
(引用ここまで)

 仁川国際空港から出ている直通運転のKTXが姿を消すのではないか、という話。
 平昌オリンピック・パラリンピックが終わったと同時に直通運転を中断中。
 まあそれも当然かな、と。
 仁川からの直通KTXは2回ほど使ったのですが、仁川−ソウル間は本当にがらっがら。
 1両につき60人乗車できるのに、ソウルまで5人しか乗ってなかったなんて状態でした(だけども楽韓さんの隣には乗客がきたのだった……)。

 その一方でがらっがらで空気列車とまで呼ばれていたA'Rexが最近になってようやく人気が出てきたとのことで。
 そりゃ、空港からソウルまでタクシーでぼったくられるよりは、空港鉄道で40分で行くほうが合理的ですわな。しかも急行で900円とかですし。椅子はすり切れていますが
 Wi-Fiもあって割と快適だったので「なんでそんなに人気がないんだろうなぁ……」とか思っていたほどです(ただし、Wi-Fiが使いやすいとは言ってない)。
 中国人が公共交通機関に乗らないのと同じ理由かなぁ、とか考察したことがあるのですが。

 しかも、KTXとはいえ仁川−ソウル間は最高時速で150km。おまけに動力集中方式だからトルクがなくて一度速度を落とすとなかなか戻らないというとても高速鉄道とは思えないようなものでした。
 まあ、速度を出すとガタピシいうのですけどね。
 それでいて仁川−ソウル間の料金は3倍とかでしたしね。
 中止しても「国際空港から高速鉄道に直接乗車できる」という体面以外はなんの問題もないんじゃないかな。