韓経:日本のイオン、韓国ミニストップを売却へ(韓国経済新聞)
日本の流通企業イオンが韓国のコンビニエスストア4位の韓国ミニストップを売却する。コンビニ市場の競争が激しくなる中で加盟店支援金が増え収益性が急落していることから売却を決めたという。買収戦の結果により韓国のコンビニ業界の構図が変わる可能性があるとの観測が出ている。

17日の流通業界によると、筆頭株主であるイオンは韓国ミニストップの売却に向け野村証券を売却主幹事に選定した。イオンは保有する株式を売却するか戦略的投資家を誘致する案などを考慮しているとされる。株式売却規模と方式は確定していない。

投資銀行業界では、韓国ミニストップの価値を、昨年のEBITDA(償却前利益)383億ウォン(約38億円)の10倍水準である3000億〜4000億ウォンと推算している。 (中略)

2016年から加盟店支援金負担などにより営業利益が縮小していることから売却を決めたという。韓国ミニストップの昨年の営業利益は前年比23%減の26億ウォンだった。過去最大利益を記録した2015年の132億ウォンに比べ20%水準まで落ち込んだ。

最低賃金上昇によりコンビニ本社で加盟店主の負担を減らすために追加で大規模支援をしなければならないという声が高まっていることも売却決定に影響を及ぼしたものと流通業界は解釈している。
(引用ここまで)

 ミニストップは日本には2240店舗しかないのですが、韓国では2528店舗あるそうなのですよ。
 人口比を考えると3倍弱くらいの出店があるということですかね。
 ですが、最低賃金上昇にともなって企業としての強みを反映できなくなってきていることから売却を決意と。

 ついでにメモ代わりに書いておくと最大手はCUで1万2000店舗ほど。2番手のGS25もほぼ同数。セブンイレブンが3番手で8000店舗といったところ。
 ミニストップは韓国では大手までは行かないけども、中堅の1番手といった扱いですかね。

 CUは元々はファミリーマートだったのですが、両者に亀裂が生じてファミリーマートは2014年に韓国から撤退。全株売却となったのですがいまにしてみるとうまいタイミングだったのではないでしょうか。
 その翌年あたり、韓国のコンビニ業界は最高益を記録したのですが、ムン・ジェイン政権となったことで一気にビジネスモデルの転換を促されている状況。
 昨日も書いたようにコンビニ各社は政府から「加盟店が苦しんでいるから支援金を払え」って圧力を加えられている。その苦しんでいる大元は政府が最低賃金を上げたからとかいう冗談のようなシチュエーションなのですが。

 製造業はとっとと海外に逃げ出して、小売業すらも逃げ出せるところは逃げようとしている。
 なんだかんだで内需企業は韓国に残るしかないのですが……。
 まあ、ムン・ジェインを選び、かつ高い支持率を維持しているのが韓国人なのだからしょうがない。
 がんばれ、ムン・ジェイン!

しかし、このマンガもよくアレンジネタが続くもんだなぁ。
コンビニお嬢さま(5) (月刊少年マガジンコミックス)
松本明澄
講談社
2018/6/15