軍艦「ドンスコイ」金塊詐欺、投資家らが被害者の会結成(朝鮮日報)
 ロシア軍艦「ドンスコイ」を発見したと発表したシンイル・グループを巡り、投資家が被害者の会を結成し、法的対応を進めることになった。 (中略)

 被害者によると、「シンイルグループ・ドンスコイ号国際取引所」は今年初めからドンスコイに積まれたという金塊を裏付けとするシンイルゴールドコインを販売した。ある投資家は「船が引き揚げられれば。金塊売却収益も配当すると説明を受けた。コインだけで3000万ウォンを投資したのに、引き揚げができなかった場合や船に150兆ウォンの金塊がなかった場合はどうするのか」と話した。

 シンイル関連銘柄に投資した人々も被害者の会に加わっている。一部インターネットメディアは今月6日、「ドンスコイ引き揚げを推進しているシンイルがコスダック(店頭市場)上場の第一製鋼を買収した」と報じた。第一製鋼の株価は急騰後、同社が事実関係を否定したことで急落した。株価下落で被害を受けた人たちは、シンイルのL代表を告訴することも検討している。当時第一製鋼買収を報じたメディアは、シンイルと業務提携していた。

 被害者の不満が膨らんでいるにもかかわらず、シンイルは現在30余りの地域別に拠点を運営し、投資家の募集を続けている。拠点長は投資募集額の10%を手数料として受け取っているという。記者が投資相談を持ちかけると、ある拠点長は「9月になれば120ウォンのコインが1万ウォンになる。手遅れになる前に100万ウォンを投資してみたらどうか」と答えた。
(引用ここまで)

 「コインだけで3000万ウォンを投資したのに」……ですって。
 「9月になれば120ウォンのコインが1万ウォンになる」……ですって。

 こんな1ミリの余白もないくらいに「詐欺です」って書かれている案件に突っ込める蛮勇をほめるべきなのか。
 それに対して「被害者の会」を結成できる厚顔無恥さをほめるべきなのか。

 「150兆ウォンの金貨」を抱えたまま沈んだ、とされていますが。
 150兆ウォン相当の金がどのくらいの重さになるのかくらいは即座に計算できるはず。
 金価格は現在、1グラムの売買価格が4800円くらいなのですが、まあ分かりやすくして1グラム5000円としても15兆円であれば3000トン。
 3000トンの金塊を排水量5800トンの船に積むのか。
 そもそもいくらそれぞれの寄港地で石炭を買ったり、給料を払うための金貨を積んでいたとしても3000トンのそれが必要になるかどうか。
 常識に照らせばすぐに分かると思いますけどね。

 3000万ウォン≒300万円っていう一般の人間にとっては虎の子といってもいい財産だと思いますが。
 それを「投資」するに値する話なのかどうか。
 「あなたの財産が100倍になりますよ」という話にそこまで弱いのであれば、世界1位の詐欺件数があってもしかたないよねとは感じますわ。