【萬物相】魯会燦議員の死(朝鮮日報)
 韓国野党・正義党の院内代表、魯会燦(ノ・フェチャン)議員(61)が一昨日自らの命を絶った。魯氏は、ポータルサイトの記事に付けられるコメントを操作した疑いで捜査を受けているハンドルネーム「ドルイドキング」こと韓国与党・共に民主党党員キム・ドンウォン容疑者から4000万ウォン(約400万円)の資金提供を受けた。魯氏はこのことを「愚かな選択だった」と遺書に書き自らを責めた。魯氏の容疑は政治資金法違反で、処罰は非常に厳しい。しかし魯氏の通夜に訪れた国会議員たちは「合法的な支援金だけで選挙を戦う候補などほとんどいないはずだ」と口をそろえた。それでも正義党と魯氏の支持者たちにとって、この政治資金法は必ず守らねばならない法律だった。

 魯氏の通夜には数千人の市民が訪れた。その芳名録には哀悼の言葉と共に「申し訳ない」「悲しい」などそれぞれの思いが書き込まれていた。魯氏のような人物でも清廉であり続けることができない韓国における政治資金の現実、あるいはかつて自らが発した言葉を自分で負い切れず極端な選択を行ったことへの哀れみが思い思いに書きつづられていた。
(引用ここまで)

 正義党は統合進歩党という従北極左政党から分派した、同じく極左政党です。
 現在、韓国の国会で議席を持っている政党の中ではもっとも左に位置する政党であることは間違いないところ。
 統合進歩党はその後、従北行動を行ったということで解散命令が憲法裁判所から下されたために、その受け皿となったという部分もありますね。

 で、その正義党の共同代表のひとりであったノ・フェチャンは「労働者の味方」というようなイメージのある人物で、韓国の政治家にしては珍しく「清廉」という文字の似合う人物だとされていたのですよ。
 サムスン電子Xファイル事件というのがありまして。
 現職検事や前検事らがサムスン電子から「餅代」をもらっていた証拠の音声ファイルを公開したことで、執行猶予つきの懲役刑を受けて議員職を失うというようなことも経験している「民衆の味方」だったのですね。
 起訴理由は「違法に入手された証拠を開示したから」とのことでした。

 そんなノ・フェチャンですら、ドルイドキングからの違法献金を受け取っていた。
 韓国の政治家は汚職と無縁でいられないのですね。
 国会議員であれば数々のウリとつながっているはずですから、その軛からは逃れることができないのです。

 ちなみにドルイドキングことキム・ドンウォン容疑者との共犯すら疑われている共に民主党の国会議員であったキム・ギョンスですが、共に民主党の地方統一選挙での躍進に乗っかって、慶尚南道の道知事になっていたりします。
 キム・ギョンスについてはムン・ジェインの最側近のひとりであることから、手出しできないのでしょうね。