日韓宣言20年で新文書発表も(共同通信)
韓経:韓日政府、新共同宣言を議論…慰安婦問題など乗り越えて実現可能?(韓国経済新聞)
 政府は、1998年の日韓共同宣言から10月で20年を迎えるのを踏まえ、新たな共同文書発表も視野に、関係進展に向けた取り組みに着手した。両国関係の在り方を議論する外務省の有識者会合座長に、外交官出身で元文化庁長官の近藤誠一氏を充てる方針。対立する慰安婦問題には踏み込まず、経済・文化面での交流拡大を中心に近く議論を始める。文在寅大統領の年内来日の調整にも入る。複数の日本政府関係者が25日、明らかにした。

 有識者会合は秋までの提言取りまとめを目指す。両政府は、韓国が5月に設置した官民有識者による作業部会がまとめる提言も参考に、新文書作成の是非を最終判断する。
(引用ここまで)
両国間の歴史問題など多くの変数があり、新しい共同宣言が発表されるかは未知数だ。共同通信は「(慰安婦合意など)歴史問題に対する両国間の認識の違いは大きく、共同宣言が推進されるかは不透明」と伝えた。

外交部当局者は「韓日両政府は今年10月の金大中・小渕共同宣言20周年を機に両国関係をさらに一段階発展させていくという共感のもと、関連努力をしている」とし「まだ具体的な案は決まっていない」と述べた。
(引用ここまで)

 政府内部で作業部会ができることは問題ないと思うのですよ。
 現状の日韓関係の問題点を洗い出す、というような作業はいつであっても必要でしょう。
 そこからどうすれば日本の国益を最大化できるのか、というような話はあり。

 さて、座長とされている近藤誠一氏は民主党政権下から第2次安倍政権にかけて文化庁長官だった人物。
 富士山の世界遺産登録に尽力した人です。築地の再開発検討会議の座長なんかもしていましたね。
 このことからも歴史認識云々には触れずに、文化交流に絞った形にするのかなぁという印象です。
 ただ、絶対に盲目的な「日韓宥和派」のような輩は存在するでしょう。
 宥和派というか土下座派というか。

 そういった輩の声を抑えることができるのかどうか。
 韓国側からは「金大中・小渕の頃の日韓関係はよかった」との声が聞こえることもままあるのですが、そんなこた知ったこっちゃない。
 日本国民の声として日韓関係を深化させる方向に向いていないのは各種世論調査を見ても理解できるはず。
 けっきょく提言は出ても共同文書は出せず、というオチに終わると予測しますけどね。

FUJISAN 世界遺産への道
近藤 誠一
毎日新聞社
2014/6/14