コンビニに続き…チキン、ピザのフランチャイズ店主も本社に要求突きつける(ハンギョレ)
決済手数料0ウォン…ソウル市「やさしいペイ」実験は成功するか(ハンギョレ)
 最低賃金の引き上げに触発されたコンビニ店主の怒りが、不公正な甲乙(強者と弱者)関係を作ってきたコンビニ本社に向かう中で、チキン、ピザ、製パンなど他のフランチャイズ加盟店主も本社に対し契約条件の改善を要求した。彼らは自分たちが購入する食材の価格が過度に高いとし、「本社が流通マージンを減らし、むしろ合理的なロイヤリティーを受け取るようにしろ」と要求している。 (中略)

 団体は会見後にこうした内容が書かれた交渉要求案を韓国フランチャイズ産業協会に手渡した。韓国フランチャイズ産業協会関係者は「協会は持続的に必須物品の縮小など努力してきた」として「店主の経営が難しくなったのは、最低賃金の引き上げのせいなのに、矢がとんでもないところに向かって来て当惑している」と話した。
(引用ここまで)
カード決済手数料の負担で苦しんでいる自営業者のための「決済手数料0ウォン」の実験が始まった。ソウル市は小商工人らのカード決済手数料負担を引き下げる代替決済手段である、いわゆる「ソウルペイ」の導入を25日、公式に宣言した。釜山、仁川、全羅南道、慶尚南道などの地方政府も導入の意思を明らかにしており、中央政府も2020年までにソウルペイシステムを全国に拡散させることにした。「やさしい決済」がクレジットカードに代表される既存の決済慣行に変化を起こすか、期待を集めている。

 ソウル市はこの日、中区(チュング)の大韓商工会議所で、中小ベンチャー企業部をはじめ、釜山、仁川、全羅南道、慶尚南道など地方自治体や新韓・国民・ハナ銀行など11の都市銀行、カカオペイなど5つの民間決済プラットフォーム事業者と業務協約を結び、「小商工人の手数料負担ゼロ決済サービス」を今年中に導入することにした。ソウル市が第一歩を踏み出し、釜山など4つの地方自治体も年内に各地域ペイのテスト運用に乗り出す。これは朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が6・13地方選挙の過程で出した公約だ。 (中略)

 ソウル市が4月に発表した「小商工人のクレジットカード手数料実態調査」によると、自営業者らが負担しているカード手数料は営業利益において、少なくとも3%から多い場合には50%も占めていることが分かった。身の周りでよく見られるコンビニの場合、平均年間売上高は6億7900万ウォン(約6700万円)、営業利益は2900万ウォン(約286万円)だが、カード手数料が900万ウォン(89万円)にのぼった。カード手数料が営業利益の30%に達するほどだ。
(引用ここまで)
 小売業者が窮状に追い込まれています。
 コンビニ店主は「ロイヤリティーが高すぎる」コンビニ本社を責め立てる。
 小売業者は「カード会社の手数料が高すぎる」とカード会社を責め立てる。

 本来、これらの責めを負うべきは2年で30%近く最低賃金を高騰させたムン・ジェインだと思うのですが。
 どっちも厳しくなったのは人件費の高騰が原因ですからね。
 コンビニ店主らも「これ以上最低賃金が高くなったら絶対に守らない」だの「逮捕するなら逮捕しろ!」って騒いでいたのにね。
 とりあえず手近なところから責めるというのは基本なんでしょうか。

 さらにコンビニ本社は加盟店支援をしないと公取委に立ち入り調査させるぞって政府から脅されている
 ミニストップは韓国からの撤退を検討するほど。
 カードに関してはなぜか地方自治体が「手数料ほぼゼロ!」っていう新規支払い方法を作られてしまう。
 カード会社が事業を続ける意味とは。
 まあ、韓国の場合はキャッシングのほうがおいしいんでしょうけど。
 負担の押しつけ先が違うんじゃないかって話ですよね。

 韓国政府が悪者を設定してるってところですか。
 「我々はよい経済政策をやろうとしているのに、『積弊勢力』が邪魔をしている」とでもいえばあら不思議。公敵のできあがりです。
 「分かりやすい敵を設定して攻撃をそちらに向ける」というのは昔からの政治手法だけども、よく効いているようで。
 韓国人の多くが抱えている「相対的な剥奪感」を揺さぶることで簡単に操れるってところかな……。