[単独]上半期の出生児数17万1千人、歴代最低... 18年ぶりに半分(TV朝鮮・朝鮮語)
[アンカー] 上半期出生児数が史上初めて18万人を割り込み、歴代最低を記録しました。18年前と比較すると半分の数字です。今年の出生児数は30万人を超えるものの、来年にはこれも維持できずに、人口の自然減少がはじまる時期も早まる見込みです。
ソンビョンチョル記者の単独報道です。

[レポート] 産婦人科の新生児室。あちこちに空席が見えます。赤ちゃんの泣き声が途切れました。6月に出生が届けられた新生児は2万6千人。月別基準で過去最小の数字です。昨年に続いて今年も3万人台を超えました。

ホン・フイソン/産婦人科専門家「二人の子供までは産む人もいますが、三人目の子供は本当に珍しくなりました」

上半期の統計を見ても、少子化は確実です。出生統計が始まった2000年上半期には32万7千人が生まれましたが、今年上半期には17万1000人と暫定集計されています。18年でほぼ半分になり、歴代最低記録を更新しました。

今年の年間出生児数は30万人台前半と予想されていますが、来年には30万人台を保ているかも分かりません。若年層で非婚層が増え、結婚をしても子供を持たない場合が増えているからです。

イ・ギョンソン/忠清北道清州市「必ずしも私と合う人がいないのなら、結婚を目的としなければならない必要はないと思いますよ」

2023年からは出生時よりも死亡が多くなる、人口自然減少が始まると見えます。政府は適正人口規模と出生児数を分析し、10月にも少子化対策を発表する予定です。
(引用ここまで)

 韓国における今年の出生数はぎりぎり30万人をキープできるとのことですが、来年からは出生数が30万人を切り、さらに2023年からは人口の自然減少がはじまるとのこと。
 先日も報じたように合計特殊出生率が1を切り、世界最悪の出生率となるのは確実、ですね。  

 出生率って基本的に以下の3つくらいの要素によって構成されている思うのですよ。あ、先進国の場合では。

・将来への希望
・経済情勢
・子供への社会的負担

 これらのパラメータを韓国にあてはめると……

・将来の希望 → 七放世代でゼロ
・経済情勢 → 過去最悪レベルの雇用情勢
・子供への社会的負担 → 教育関連負担が世界最悪。

 自分の未来に希望を持てなければ結婚するわけもないし、ましてや子供を作るわけがない。
 子供に自分と同じ経験をさせたいかどうか、というのも大きい要因になるでしょうね。
 つまり、いまの韓国社会は「希望のない社会」なのですよ。

 そしてパク・クネやそれ以前の政権でも少子化は進んでいましたが、ムン・ジェイン政権では特に進んでいます。2015年では1.24、2016年には1.17だったものが2017年には1.05。
 2017年に就任したのは5月なのでムン・ジェイン政権の責任ではないにしても、今年は1.0を切るであろうと予測されています。

 この出生率こそがムン・ジェイン政権になってからこっち、韓国人が韓国に対して希望を持つことができていないということを現している数字そのものなのですよね。
 それでも支持率は60%とまだまだ高いというのが、よく分からない部分ではありますが。
 現状で希望は持っていないけど、よくなるかもしれないという願望……ですかね。

 なんだかんだいってムン・ジェイン政権はまだたったの1年3ヶ月しか任期を全うしていないのです。
 この状況は弾劾されないかぎりはあと3年と9ヶ月ほど続くわけで。
 まあ、まだまだ「最低限の希望」は持てているというところなのかもしれませんね。
 いろいろと絶望に打ちひしがれるのにはあと1年くらい、任期の半分くらいのところまではいかないとダメなんでしょうかね? 
 そこまで行ってしまったらもう引き返せないと思うのですが……ま、それも韓国人の選択したことですしね。しかも熱狂を伴って。
 日本人の立場としは半ばにやけながら「がんばれ、ムン・ジェイン!」と言ってあげることくらいしかできませんね。