来年までこのまま走れ?... BMW「部品交換」さえ支障(MBC・朝鮮語)
[ニュースデスク]◀アンカー▶ 一昨日(16日)は、ソウル、今日は釜山でBMW車がまた引火しました。
すべて安全診断を受けて運行許可が出た車両です。
安全診断の結果を信じて運行をしてもいいものなのか疑うしかない状況です。
ところが、BMW側が火災の原因として指摘された部品の交換スケジュールを当初の予定より二ヶ月以上遅延させると通知していることが確認されました。イ・ギジュ記者です。

◀レポート▶ 信号待ちのBMW車の隣に白い煙が上がってきます。
今日の午後3時頃、釜山で運行していたBMW 420dの車両から臭いと一緒に煙が発生し、警察と消防車が出動しました。
去る3日、安全診断で異常なしとの判定を受け、来年2月に排気ガス循環装置EGR交換時まで運行してもよいとされた車両でした。

パク某さん/火災発生BMW車主 「(EGR)交換日程も来年2月から始まるという話……」

安全診断を受けた車両であっても相次いで出火している状況で、EGR交換までこのまま車を運行すべきか車主は不安です。
さらに、BMWはEGRモジュールの交換日程も一方的に遅らせています。
BMWが当初約束した交換時期は8月20日からでした。

キム・ヒョジュン/ BMWコリア社長(13日)「8月20日からは改善された部品と交換を通じて迅速にリコール措置を...」

が、BMW車主が集まった掲示板には、BMW側が最近部品供給の遅れを理由に予定されていた部品の交換スケジュールを10月以降に2ヶ月程度延期すると通知してきた情報提供が相次いでいます。
特にBMW火災の大部分を占める520dと420dなど、いわゆるN47型エンジンを搭載した車種の交換日程が遅れています。
一歩遅れて部品交換を申請した車両は、最初から12月か来年2月にでも交換が可能である通知を受けています。

ソン・スンファン/弁護士(BMW集団訴訟代理人) 「(韓国の消費者より)ヨーロッパの消費者を優先的に部品交換するのならば、ドイツ本社に私たちの消費者のための積極的な取り組みを...」

BMW側は「エンジンの種類に応じ部品供給に差が発生して遅れている」と説明したが、「どのような部品がどのように遅延するかなどは公開することができない」と明らかにした。
一日最大1万台行われた安全診断とは異なり、部品交換は一日で1400台前後が可能であり、実際のリコール完了時期は、より遅れる可能性があります。
約束した安全診断とリコールまで次々と遅れており、BMWは不安な車との汚名に続き、不信まで抱えています。
(引用ここまで)
 そもそもBMWに「出火対策のために改良した部品」は存在するんでしょうかね?
 韓国でだけ出火事故が頻発し、その原因もよく分かっていない。エンジンルームから出火したのは排ガス循環装置(EGR)が高温になるからとのことですが、なぜEGRが高温になるのかが分かっていない。
 BMW本社から何人ものエンジニアが投入されているとのことですが、原因特定には至っていない。
 原因特定されたらなんらかの形でアナウンスしそうなものですが、少なくとも現在までそれはない。

 その一方で同じ部品を搭載しているEUでもリコールははじまったとのことで、こちらは32万台規模。
 韓国でのリコールは10万台規模。まあ、どちらも小さくはない。計40万台以上のリコールですから、手間も時間もかかることでしょう。
 「リコールするから」というだけで部品の製造速度が上がるわけでもなし、いきなり工場のラインが増えるわけでもない。可能なかぎりの増産はするでしょうけども。

 で、リコールに伴う部品交換が遅れているのは韓国市場を後回しにしているせいだ、という話が出ているのですね。
 こういう場合、自分たちは常に被害者であり後回しにされるというのが韓国人の自覚というか被害妄想なのですが。
 「○○に比べて対応が云々」ってアレですね。
 たとえば「アメリカは日本に対してロケット開発で技術移転を認めたのに、韓国には認めなかった〜」というようなパターン。
 そりゃまあ、商売でも技術移転でも相手によって態度を変えるというのは当然でしょうが。

 ただ、少なくともBMWの場合は韓国を優先するんじゃないでしょうかね。
 また燃えた、また燃えたとYouTubeに動画アップが続くようであれば企業イメージにも傷がつくというものでしょう。

徹底カラー図解 自動車のしくみ
野崎 博路
マイナビ出版
2017/6/21