韓国軍:3000トン級潜水艦の進水式が延期、北に配慮か(朝鮮日報)
 韓国初の3000トン級潜水艦の進水式が29日に予定されていたが、これが突然9月中旬以降に延期されたことが20日までに分かった。北朝鮮の政権樹立70周年となる9月9日直後、平壌で開催予定の南北首脳会談に配慮しているとの見方がささやかれている。

 韓国軍のある関係者によると、韓国大統領府、韓国国防部(省に相当)、防衛事業庁などは当初、今月29日に3000トン級第1号潜水艦の進水式を行うことで合意していた。防衛事業庁は7月17日にホームページを通じて進水式の日時を公表し、抽選で市民を招待する文書も掲載していた。ところがこの募集は一切の説明もないまま掲載からわずか数時間後に突然削除されたという。その後、韓国政府は進水式の日程を9月12日に変更したが、これも再び見直されたようだ。防衛事業庁の関係者は「現時点では9月中旬以降となる可能性が高い」としか説明していない。韓国軍関係者などの間からは「韓国と北朝鮮が南北首脳会談を9月に開催する方向で協議を行っているため、潜水艦の進水式も日程が先送りされたのでは」との見方が出ている。これについて上記の防衛事業庁関係者は「北朝鮮の顔色をうかがっているわけではない。日程が変更されたのは大統領の日程などを考慮したためだ」と説明している。
(引用ここまで)

 韓国向けF-35Aの1号機が出荷されたときも、空軍の大将が出席、国防部長官からはビデオメッセージが流される等々の大々的なセレモニーが開催される予定だったのですが。
 ビデオメッセージは取りやめ。派遣されたのは中将となりました
 この時も同様に北朝鮮との関係を考慮して……とされていましたね。
 ちなみにF-35Aは韓国空軍パイロットがアメリカの基地で引き渡し前の訓練に使用しているとのこと。

 空軍がそうしているのを見たのであれば、海軍も同様に動くでしょうね。
 というか、「空軍は忖度したのに海軍はどうしたんでしょうかねぇ」くらいに言われたらもう目も当てられない。
 今後も同じようにお披露目を大々的にできないという事態は続くのではないでしょうか。

 ちなみに「安昌浩(アン・チャンホ)」こと3000トン級潜水艦は以前はKSS-III、もしくはKSS-3と呼ばれていたものですね。
 将来的には原子炉を搭載して韓国初の原潜となるのではないかともされています。
 1800トンクラスの214級潜水艦をドイツから設計図をもらってもまともに建造できなかったのに、3000トン級の潜水艦を稼働させることはできるんでしょうかね?
 ちなみに建造担当はいつ倒産してもおかしくない大宇造船海洋です。
 それでも潜水艦建造担当企業としては現代重工よりもまともっていう話なのが悲しいところですね。

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山内 敏秀
SBクリエイティブ
2015/6/15