建設中に決壊したラオスのダムは、日本の資金によるものだった――韓国叩きに終始するメディアが報じるべきこと(ハーバービジネスオンライン)
このセピアン・セナムノイ・ダム事業を実施している合弁会社にはSK建設などの韓国企業が加わっていたため、日本でも保守系メディアが大きく取り上げ、韓国企業を批判した。

 ネット上でも、韓国叩きの“燃料”としてネット右翼たちが大いに盛りあがった。だが問題のダムには、日本の公的機関や民間企業も資金面で関与しているのだという。東南アジアでの開発と人権について政策提言を行うNPO「メコン・ウォッチ」の木口由香事務局長は「日本の責任も大きい」と指摘する。 (中略)

「日本政府が世界銀行(世銀)やアジア開発銀行(ADB)を通して支援を行い、『ラオスの貧困削減と環境保全につながる持続的な開発のモデル』として2005年に着工し、2010年から創業を開始したのがナムトゥン2ダムです。 (中略)

 セピアン・セナムノイ・ダムの決壊を、格好の「嫌韓ネタ」として消費するのではなく、自国の政府や企業の姿勢も問われている問題として取り上げることが、日本のメディアに求められている。
(引用ここまで)

 えーっと、この人はあれですかね?
 ちょっと精神に異(ピー)。

 ……おっと。
 ちょっと(?)文章力に問題があってまるで伝わっていないのですが、おそらくは「ラオスの開発自体に問題があり、日本もそれに関与しているのだ」と書きたいのでしょう。
 たぶん。
 きっと。
 わかんないけど! どーん!
 まったく文章に迫ってくるものがないのですよね。「タイ銀行団に三菱UFJ銀行が出資し、傘下に置いているている銀行がある」とか言っておきながら、「融資決定は経営統合前の話」とかもうね。

 メコン川を利用して「東南アジアの電力屋さん」としての道を選んだのは他ならないラオス政府です。
 その過程でダムを崩壊させたのは韓国企業。
 そこで「でもね、日本も悪いんですよ」とか言われても片腹痛い。

 ラオスは世界最貧国でかつ売るものもなにもない。
 中国に借款で蚕食されたような国をどうすりゃいいってんだか。
 「開発は悪だ」とか思考停止して批判するのは簡単ですが、じゃあ彼らの貧困を放置しておけばいいのかって話ですよ。
 いまの彼らには土地を切り売りして電力を売ることくらいしかできない。
 そこで得られた資金をきっかけにできるかどうかは彼ら自身の問題であって、そこまで各国政府は立ち入ることはできない。
 ……まあ、中国は立ち入ってますけどね。

 以前からラオスはASEANの中でも中国シンパとして知られていて、南沙諸島への対応でASEANが足並みを揃えることができない要因ともなっています。
 このままだったら「中国によって解放」までいかないにしても、傀儡とされるのも時間の問題。
 いまそこにある貧困と、中国による蚕食を無視して、「開発は悪だ」みたいな連中の声だけを取り上げているところが空回りの原因ですね。
 誰の胸にも迫らない。
 構成力も文章力も下の中か、下の上にはぎりぎり入っているかな。
 この記事を読んで「ほら見ろ、日本も悪いんだ」って言い出すような人間がいたら、「よしこいつとは縁を切ろう」って思える……という意味では存在価値があるかもしれませんね。

あたまのわるいひと 缶バッチ B
ベルハウス(Bell house)
2017/11/27