[社説]「地雷除去の代替服務」は反人権的報復(ハンギョレ)
 キム・ハギョン自由韓国党議員は21日、代替服務立法が兵役拒否者の便宜を過度に保障してはならないとし、長期間にわたる労働強度の高い代替服務を主張した。実際にキム議員などは今月14日、代替服務期間を現役陸軍の2倍に増やし、地雷除去など平和増進業務を「第1業務」とする兵役法改正案を国会に提出した。ユン・サンヒョン、チョン・ジョンソプ、イ・ジュヨン、ファン・ヨンチョル、チョ・ギョンテ、シン・ボラなど、自由韓国党と無所属議員25人が法案発議に参加した。

 彼らは、代替服務者が宗教や非暴力・平和主義の信念などによって入営を拒否したため、人命殺傷武器の地雷除去に従事するのが適切だと主張する。もっともらしい名分に過ぎない。代替服務者を高度の訓練が必要な地雷除去作業に投入するのは、事実上、彼らに懲罰を加えることに他ならない。
(引用ここまで)

 この「良心的兵役拒否者」っていうのは、ぶっちゃけていえば99%以上がエホバの証人なんですが。
 彼らが「良心的兵役拒否」をしているのですね。
 現在のところは片っ端から法廷に放り込まれて有罪判決が出ています。
 兵役忌避は3年以下の懲役。ざっくり1年に1000人以上が投獄されていまして、ほぼすべてのエホバの証人の男性信者には前科がついているという状況。
 そんな中、6月末に憲法裁判所が「兵役忌避者への処罰は合憲だが、良心的兵役拒否者に対する代替措置がないのは違憲」という判決が出まして。
 渋々ながらも代替服務をどうすべきか、ということが現在の国会で審議されているわけです。

 当然のことながら普通に兵役をこなすよりも軽くてはいけないということで、期間は2倍にすべしという案が主流のようです。
 そして、業務については兵役と同等に労働強度が高いものでなくてはならないという話になっていまして。
 そこで出てきたのが軍事境界線に赴いての地雷除去。

 南北軍事境界線にはどれだけの地雷が埋まっているか分からないほど。
 あわせて数百万個とも言われています。時折、動物が踏んで爆発するなんてこともあるそうですね。山火事が原因で地雷が誘爆するなんてこともあるそうで。
 まあ、除去は火急の課題でもあるのです。
 個人的には地雷除去に就かせるのは悪くないなぁとは思いますが、それであれば兵役と同じ期間にしてやれよとも思いますね。

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2017/12/20