野球:朴炳鎬、史上初の5シーズン連続「30本塁打・100打点」(朝鮮日報)
韓国プロ野球ネクセン・ヒーローズの朴炳鎬(パク・ピョンホ、32)が史上初の5シーズン連続「30本塁打・100打点」を達成した。14日に馬山で行われたNCダイノス戦に4番打者として出場した朴炳鎬は、8回表に2ラン(今季第38号本塁打)を打ち、今季100打点目をマークした。2012年から15年まで4シーズン連続30本塁打・100打点を記録して米大リーグに進出(16−17年)した朴炳鎬は、今年韓国プロ野球に復帰するや再び30本塁打・100打点を突破した。これは、タイロン・ウッズ=元斗山ベアーズ=が1998年から2001年まで続けた4シーズン連続30本塁打・100打点を上回るものだ。
(引用ここまで)

 覚えてますかねー?
 2012年から2015年までの4年間、韓国プロ野球で4年連続の本塁打・打点の2冠王を続けたという「韓国最強」とも呼ばれたスラッガーがいたのです。
 特に渡米前の2年は連続で50本以上のホームランを打ち、146打点というリーグ史上最高記録を打ち立てたパク・ビョンホという打者がいたのですよ。
 この成績をひっさげて堂々のポスティング宣言。ミネソタツインズが落札して、4年契約を結びました。
 で、1年目の4月だけでホームランを6本打ったことから「最強打者がやってくれた!」と韓国では大騒ぎだったのです。地上波でメジャー放映が増えたというほど。
 その後、5月から6月にかけて急速に通用しなくなって6月末には3A降格、翌年にはメジャー契約解除、3Aでも打率.253、14本塁打と微妙な成績に終わって昨年11月には韓国に帰国が決定
 4年契約を2年で打ち切るという事実上の解雇でした。竜頭蛇尾もいいとこでしたね。

 メジャーでもっとも必要となるのは「適応力」であるという持論がありまして。強力なスカウティングで弱点を徹底的に突いてくるのですね。
 大谷が先発相手はともかく、中盤以降ではかなり徹底して左を当てられるのもその一環。
 そういった弱点を攻められることに適応して、どこまで対抗できるかがもっとも必要とされる能力なのです。
 パク・ビョンホはその能力に欠けていた、というのは実際のところだったということでしょう。

 で、そのパクが帰国後に大活躍。
 韓国プロ野球は144試合制。ネクセンヒーローズは124試合消化したところ。つまり、残り20試合で38本塁打……おっと、今日の試合でさらに打って39本塁打。打点は102。
 40本塁打はほぼ間違いなし。調子によっては50本塁打も狙えるというところにいるわけですね。
 ホームラン王競争では1本差の2位。
 「韓国では」無敵のスラッガーであるというのは間違いなかったのです。
 最初にこの選手をエントリで扱った時にコメントで「通用している!」って頑なに言い続けていた人がいたのですが、あの人はどこに行ったのかなー。

 んで、マイナー降格拒否権があったがために最後の最後までメジャーにしがみついていたキム・ヒョンスが打率.362でトップ。
 メジャー帰り(?)が大活躍、というわけです。
 より上のカテゴリに挑戦したいというのはアスリートとしての本能なのでしょうね。ビジネス的に見たらキャリアを無駄にしただけだったというようにも思えますが。
 まあ、そんな選手がいましたっけねというのを思い出したのでアフターフォローとして書いてみました。