韓国保守系ユーチューバーに規制の網をちらつかせる韓国与党(朝鮮日報)
 韓国与党・共に民主党やその周辺がこのほど、動画共有サイト「ユーチューブ」などを通じて1人で撮影・編集・動画投稿することにより情報を提供する「インターネット1人放送局」を規制する放送法改正に着手したことから、政治的論議が高まっている。同党は「1人放送局ではフェイク・ニュース(偽のニュース)が幅を利かせているので、地上波放送局や総合編成チャンネルのように規制が必要だ」と主張している。しかし野党では、「ユーチューブで人気を集めている政治・時事関連1人放送局のほとんどが、保守系や野党系のため、規制しようとしているのではないか」と言っている。また、「インターネット・ニューメディア規制は国家主義的な発想であり、世論の口を封じようとするものだ」と反発する声も上がっている。

 共に民主党の金聖洙(キム・ソンス)議員や正義党の秋恵仙(チュ・ヘソン)議員らが所属している国会言論公正性実現会は先月24日、1人放送局も放送法の枠に入れることができるようにする法律改正案の草案を公表した。1人放送局は現在、ユーチューブなど放送プラットフォームを提供する事業者が自主規制指針を作成・管理している。しかし、放送法に1人放送局の規制条項を盛り込むことになれば、地上波放送局などと同様、放送通信委員会が罰金や放送禁止などの強度な制裁を課すこともできる。 (中略)

 代表的な1人放送局の1つ、「鄭奎載(チョン・ギュジェ)TV」は、韓国経済新聞の主筆だった鄭奎載氏が放送しているもので、チャンネル登録者数が24万人を超える。毎日1時間の生放送は同時アクセス人数が数千人に達し、通算再生回数200万回に達する動画もある。未来経営研究所のファン・ジャンス所長の「ファン・ジャンスのニュース・ブリーリフィング」、「月刊朝鮮」の代表だった趙甲済(チョ・ガプチェ)氏の「趙甲済TV」、シン・ヘシク独立新聞代表の「神の一手」などもチャンネル登録者数が10万人以上に達する。 (中略)

 一部では、地上波放送同様に1人放送局を規制するのは非常識だとの声もある。鮮文大学のファン・グン教授は「インターネット通信システムに基づく1人放送局を放送サービスと見なすのは皮肉だ。表現の自由の侵害の問題もあるし、ユーチューブは韓国企業ではないことから、実際の規制が可能かどうかも未知数だ」と言った。国会科学技術情報放送通信委員会に所属する共に民主党のある議員も「インターネット1人放送局について『放送形態を備え、規制が必要だ』というなら、『一般市民が動画を作ってソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の自身のアカウントに掲載することは放送と何が違うのか』という批判を招く素地がある」と話している。
(引用ここまで)

 サヨクの本質が出てますね。
 自分たちに不利益のある言説は常に監視対象、弾圧対象に置くべきという考えかた。
 常にビッグブラザーはあなたたちと共にあるのです。
 しかも、その関連法案を話し合う場所が「国会言論公正性実現会」ですって。
 もうなんかの冗談だろっていう。

 シンシアリーさんのところに「警察はYouTubeのフェイクニュースを取り締まりに乗り出している」という記事がありましたが。

韓国警察、フェイクニュースの取り締まりへ・・Youtubeの個人チャンネルも対象に(シンシアリーのブログ)

 それを法律で裏付ける、ということなのでしょう。
 最初からフェイクニュースを企図しているというのであれば取り締まりの対象になってもしかたないかな、とは思いますが。
 その「最初から企図している」かどうかの区分はどうやるんでしょうね?

 ただまあ、産経新聞元ソウル支局長の加藤達也氏が名誉毀損で訴えられた件を見ても分かるように韓国の大統領というものは原則としてなんらかの形で言論弾圧を行うものですから。
 大して珍しいというわけでもないですね。

華氏451度〔新訳版〕
レイ ブラッドベリ
早川書房
2014/6/25