KAI、美空軍訓練機の最終入札に失敗... 輸出の道は険しい「懸念」(ニューシス・朝鮮語)
韓国航空宇宙産業(KAI)が17兆ウォン規模の米国次期高等訓練機(APT)の交換事業の最終入札に失敗したことにより、今後T-50機種の輸出の道も険しいことができないという懸念が出ている。KAIが米国APT事業者に選定された場合、韓国は「米国からの戦闘機を輸入する国」から「米国の航空機を輸出する国」に位相が高まることがあったが、逆の状況にさらされた。

すぐKAIは今回の受注に失敗により、今後、第3国へのT-50の輸出を心配しなければならない立場に置かれた。米空軍で「価格性能比が低い機種」という烙印が押される場合、今後の輸出に苦労を経る公算が大きいという指摘だ。28日の部屋、産業界によると、米国空軍は27日(現地時間)ホームページを通じて、次期高等訓練機の入札にスウェーデンのサーブ-米ボーイングコンソーシアムのBTX -1が選ばれたと発表した。契約規模は92億ドル(約10兆2000億ウォン)だ。

KAIは昨年、米国ロッキード・マーティンと一緒に地元の高等訓練機「T-50」を改造した「T-50A」モデルを前面に出してAPT事業の入札に飛び込んだが最終入札で競合他社に比べ高い価格のために受注に失敗した。 (中略)

KAIは2022年初飛行を目指しKF -X事業を進めており、来年9月までKF -X詳細設計を完了し、2021年には試作1号機が出荷される。続いて2022年2026年に開発を目標としている。

KF -X事業は、開発期間の10年には、開発費のみ8兆ウォン以上が投入される超大型研究開発プロジェクトに受注額は7兆9000億ウォン規模に達する。

APT事業者選定の失敗による後遺症は「あまりにも多くの費用をかけてKF -X事業を推進することではないか」というふうに本格化する可能性も排除できない。

また、APT事業者選定時に発生が期待されていた経済効果を享受することができないという点も物足りなさが残る部分だ。一般的に、航空機1機を輸出することは中型車1000台を輸出するのと同じ経済効果を創出することができることが分かった。
(引用ここまで)

 アメリカ空軍がT-38後継機として次期練習機のT-Xを選定していたのですが、ロッキード・マーティン/KAIのT-50Aが破れ、ボーイング/SAABのBTX-1が選定されました。
 まあ、最初から分かっていたことですが、練習機としてはあまりにも高額なのですよね。
 BTX-1の最高速度は音速をぎりぎり超えるくらいで、構成要素はグリペンとF/A-18から引っ張りまくり。
 とにかく「音速は出せる」というレベルに抑えて、安く仕上げることを目標としているのは目に見えてました。

 一方でT-50はマッハ1.5まで出せるわ、改造すればCOIN機を大きく超える軽戦闘爆撃機FA-50として運用できるわ。
 仕様が訓練機に収まっていないのです。
 韓国紙によると1機あたりの価格は350億ウォン。フィリピンに輸出したときはもろもろの設備も込みで41億円でした。
 輸出のためにさまざまなオプションがつけられるようにというT-50の基本コンセプトが、BTX-1の「練習機」としてのコンセプトに敗れたということになるでしょうね。
 一応、BTX-1も仕様要求になかった「翼下にハードポイントをつける」なんてこともやっていて、軽攻撃機としての採用も意識しているっぽいですけどね。

 韓国国内では「これで練習機の大きなマーケットはすべてBTX-1に持っていかれる!」とか「これまでの開発費が回収できるのか」とか騒ぎになっているのですが。
 けどまあ、フィリピンのように「これまで超音速戦闘機を導入したことがない」「練習機としてだけでなく、軽攻撃機としても採用したい」というような国にとってはT-50も選択肢になるんじゃないでしょうかね。
 フィリピンへの輸出が12機だったように、そういった国でも大きな需要はないと思いますが。
 そんな国がどのくらいあるのかも不明ですし。

プラッツ 1/72 航空自衛隊 T-1B ジェット練習機 プラモデル AC-22
プラッツ
2017/4/10