旭日旗掲揚 「韓国人への影響考慮すべき」=韓国首相(聯合ニュース)
意地悪くぎらっと日本、観艦式「旭日旗」強行……「独島を抜かせたのに……」(fnnews.com・朝鮮語)
韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相は1日の国会答弁で、済州島で今月開かれる国際観艦式に参加する日本の海上自衛隊が旭日旗を掲げる問題について、「日本は旭日旗が韓国人にどのような影響を与えるか繊細に考慮しなければならない」と述べた。 (中略)

 李首相は「(自衛艦の)船頭には太極旗と日章旗を掲げ、艦尾に自衛隊旗を掲げるようだが、国民はそれに対して問題を提起している」と指摘。韓国政府としての対応については「いろいろ考えている」と述べた。
(引用ここまで)
1日、外交部によると日本政府は私たち外交部と海軍などの度重なる旭日旗掲揚自制勧告にもかかわらず、「国旗掲揚は、日本国内法で義務付けられたもので、当然の措置」と事実上の旭日旗掲揚を強行するという立場を示した。 (中略)

今年2018平昌冬季オリンピック当時、日本は開幕式で南北が書く「統一旗」に独島が入ってはいけないという立場を表わした。結局開幕式には、独島が抜けた韓半島旗が登場した。韓国政府としては独島が紛争地域になることを避けるための外交的配慮だったが、結果的に日本が望む方向にされたものである。

日本が独島問題に対しては「アレルギー反応」を見せながらも、今回の観艦式で国旗の日の丸をつけてほしいという折衷案さえ拒絶したものと「二律背反」の形態との指摘である。現在、国民世論は、日本が過去の戦争犯罪の恥や反省の認識が全くない露骨な態度を見せているというのに集められている。
(引用ここまで)

 おっと、ついに国会答弁で韓国の政治的序列ナンバー2となる首相から「韓国人の気持ちを考慮しなければならない」という話が出てきました。
 ただ、日本側にはまだこうした公の場での「お願い」は韓国海軍からの「要請を出した」というものだけ。
 外交ルートでは出しているということなので、外務省なり防衛省なりには入ってきているのでしょうけども。

 というか、旭日旗に対しての日本への要請を国会の場で言わなければならないほどに日韓間のパイプというのは細くなったのだなぁ……と感慨深いですね。
 今朝のエントリでも書きましたが、こうして日韓間のパイプが細くなればなるほどかえって不条理なやりかたを防ぐことができるのですから面白いものです。
 首相以上はもう大統領しかいないのですが、ムン・ジェイン自らこの話題に言及したらなおのこと面白い事態になると思いますね。

 さて、その一方で韓国メディアからは「平昌オリンピックでは日本の要望に従って統一旗から独島を抜いて使用したのに、日本はわがままではないか」というような話が持ち上がっています。
 ……それはIOCが「オリンピックに領土紛争を持ちこむな」という判断から韓国、北朝鮮に命令するようにして決めたことですよね。
 そもそもが「独島は我が領土」ってロンドンオリンピックでプラカード広げちゃって問題にしたのはそっちだし。
 「あそこが領土紛争地域である」という認識をIOCが持ったのは、あの出来事がおそらくは発端ですわな。
 その結果としてIOCから「統一旗はこれ以外に使ってはならない」という通達を受けたのに、まるで恩に着せるかのように「あそこでは譲ったのに」とか言い出すところが韓国人的です。
 おまえらの配慮の結果じゃないだろっていう。

 さて、観艦式まであと9日。
 情勢は変化するのかしないのか。なかなか楽しみではありますが、個人的にはちょっとこのニュースに飽きてきました(笑)。

日本よ、もう謝るな!
山岡鉄秀
飛鳥新社
2017/7/27