「北朝鮮の使い走り」と米国で見切られた文在寅(日経ビジネスオンライン)
──もう1度聞きます。文在寅政権はこんな子供だましが通ると考えているのですか?

鈴置:今度は別の角度から答えます。「すぐに露見する嘘でも、つくしかなかった」のでしょう。米国の外交関係者はどうせ文在寅大統領を「北朝鮮の使い走り」と見切っている。

 でも、トランプ大統領は11月6日の中間選挙を控え、米朝対話が成功したことにしたい。それなら、トランプ大統領だけは嘘に付き合ってくれるかもしれない――と南北は計算しているのでしょう。

 もちろん中間選挙の結果次第では、トランプ大統領も大嘘に怒り出すかもしれません。でも、南北朝鮮が北の開発した民族の核を温存するにはこの手――大嘘をつき続けるしかないのです。

──米国に見切られたことを韓国政府は分かっているのでしょうか。

鈴置:分かっていなければ無能の極みです。大統領の訪米以前から、米メディアは「米国を裏切ると承知しないぞ」と警告を発していました。
(引用ここまで)

 いつもの鈴置氏のコラム。
 北朝鮮のスポークスマンと化したムン・ジェインのお話。
 楽韓Webでも「ムン・ジェインが北の走狗と化した」という話について、いくつか記事を持ってきていますが、うまくまとまった形になっているのでより読みたいという人はリンク先にどうぞ。
 逆にまとまりすぎてて引用しづらいので、上記分だけ引用しました。

 対談相手(編集者?)も呆れているというか「え、韓国側はホントにそんなことが通用するとでも思っているの?」って感じですね。
 この記事中では扱われていませんが、FOXニュースのキャスター、ブレット・ベイヤー氏も同様にムン・ジェインに対して「アメリカではあなたは北の走狗だと思われていますが?」という趣旨の質問を繰り返しています。
 アメリカの知識層において「韓国は北朝鮮に取り入れられた」というのは共通意識となっているといっても過言ではないでしょうね。
 日本でもそれを知らしめるべきだと思いますが、あまり報道されているようには見えませんね。
 まあ、アメリカでの報道具合とムン・ジェインの基本姿勢を知った上で書かなければならないし、多くの読者はそこまで関心がないのかもなぁ……とは思いますが。
 逆にうちなんかはそこにつけこめる、という部分でもあるのですけどね。

 南北揃って「とにかく時間を稼ぎさえすればなんとかなる」という方向性が見え透いているのですが、アメリカもあえてそれに乗っかっている節がありますね。
 「時間を稼ぐの? それならそれでいいよ。非核化まで制裁は解除しないし。どっちにしたって『非核化』はIAEAとアメリカが査察に入らないと意味ないからね」っていうのが基本ステータスになりつつあります。
 そんなアメリカに対して北朝鮮は我慢できなくなりつつあるようですが。