「韓国、利上げを最大限遅らせて韓米・韓日通貨スワップ締結するべき」(中央日報)
建国(コングク)大学金融ICT学科のオ・ジョングン教授は4日、韓国仏教放送ラジオ番組『BBSニュースパノラマ』に出演して「米国がもう一度利上げに踏み切ることが予想される」とし「韓国と米国の金利格差が広がれば、(韓国から)資本が流出する可能性が相当高くなるものと分析される」と述べた。

続いて「我々が通貨危機を1997年と2008年の2回も経験したので、これがどれほど恐ろしいものか知っている」とし「だが、韓国が利上げに踏み切れば実物経済が打撃を受けるが、家計負債が多いためこの打撃が非常に大きくなることが予想され、政府が進退苦難に陥っている」と分析した。

米国の利上げに対する解決法に対する質問に、オ教授は「韓国の利上げは資本流出動向を綿密にモニタリングして最大限遅らせなければならない」とし「2008年も危機に襲われかねないところだったが、韓米通貨スワップで解決した。いま若干の信頼問題があって揺れている側面もあるが、はやく信頼を回復して、韓米通貨スワップや韓日通貨スワップでこの問題を切り抜ける方法もある」と明らかにした。
(引用ここまで)

 アメリカが利上げして114円台前半まで円安が進んでいますね。思ったよりも進んでいるなーという印象。
 115円くらいまでが輸入品目に対して許容される範囲上限かなという気がします。それ以上になると燃料価格の高騰がきつくなってくるというイメージ。

 さて、韓国では去年の年末に1度利上げして政策金利は1.5%。
 過熱する不動産投資への抑制策という部分もありましたが、ほとんど意味はなかったので先月改めて不動産投機対策が施されたのは記憶に新しいところ。
 おそらく、年末にアメリカの政策金利はもう一段上げられて2.25〜2.5%になり、韓国との差は1%と象徴的なものになるでしょう。
 まあ、まだそこまでキャピタルフライトを恐れなくてはいけないレベルではないとは思います。

 何度も書いているように韓国経済を見ると内需縮小状況にあります。
 気を吐いているのは半導体とその関連業界だけで、自動車・造船といった人を必要とする産業は目も当てられないような状況。
 なので、必要とされるのは景気を刺激する利下げ。

 そして家計負債は順調に成長を続けていて、増加速度は中国・香港に続いて世界3位。
 対GDP比で95.2%に達していて、比率の順位としては世界7位になったとのこと。

韓国、家計負債増加速度が中国・香港に続き世界3位(中央日報)

 家計負債の増加速度を見ても利上げは危険。
 ここ数年の低金利政策で増えた不動産ローンを爆発させるきっかけにもなりかねません。それでなくとも導火線の残りは極端に短くなっている状況ですしね。

 ですが、来年はFRBが3回の利上げを画策しているとされています。そのすべてが0.25%であるとすると、1年後の金利差は1.75%。これはさすがにキャピタルフライトを恐れなくてはいけないレベル。

 で、その対策をどうすべきかということが語られているわけですが、またぞろ「米韓通貨スワップ協定と日韓通貨スワップ協定だ」とか言い出してて草しか生えない。
 それも「いま若干の信頼問題があって揺れている側面もあるが、はやく信頼を回復して、韓米通貨スワップや韓日通貨スワップでこの問題を切り抜ける方法もある」ですって。

 どうやったら日米から信頼を回復できるんだかっていう話なのですが。
 アメリカはおそらくもうすでに韓国を切っている。
 韓国に駐留する米軍の撤退を視野に入れて動いているはずです。
 日本との関係性もかつてのようにはなり得ない。
 旭日旗騒動で韓国からは盛んに「韓国人の国民感情を慮れ」って話がきていますが、日本にも国民感情ってものはあるのですよ。
 その国民感情が韓国を利することを許さない。
 まさに自業自得。
 自分に明白な弱点があり、それを補完してくれる相手であることを理解しているはずなのに、天皇謝罪要求発言やら原爆は神の罰だの日本沈没だの言ってくる。
 もう日本人の大半は韓国のそんな言葉につきあうことに疲れ切っているのです。