「金復東おばあちゃんのノーベル平和賞推薦したが『日本の壁』高かった」(韓国日報・朝鮮語)
ユン・ミヒャン日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯理事長がノーベル平和賞に日本軍慰安婦被害者金復東祖母(92)を推薦したと発表した。国際社会での日本の壁にぶつかって金祖母が受賞者に名を上げなかったと説明した。

ユン理事長は6日、自分の社会関係網サービス(SNS)フェイスブックのアカウントに、このような事実を公開した。彼はFacebookを介して「長年の蝶の動きの最前線に立って活動しておられる金復東祖母をノーベル平和賞に推薦した」とし「欧州連合議員、日本の女性学者、韓国の国会議長などが推薦状を送ったが、最終的に(受賞者が)残念」と書いた。蝶の動きは、日本軍慰安婦被害者をはじめとする展示性暴力の被害者連帯活動をいう。 (中略)

ユン理事長は「ムクウェゲ、ナディア・ムラド生存者、金復東。このように三人が受賞者であったとしたなら、世界の女性の人権運動史に与える力がなおのこと大きかった」とし「しかし、最終的には、コンゴとイラクは選択したが、日本は隠した」と述べた。金さんの受賞挫折に「日本の壁」があったことを意味する。彼は「国際社会で『日本』の壁が本当にひどい」と吐露した。 (中略)

ユン理事長は「ダイナマイトという武器を使って稼いだお金でノーベル賞を与えていて、その意味が我々の祖母の崇高な活動と意義が異なることもあるが、現実的にノーベル賞が世界には、特に平和領域に与える意味が大きい」とし「ノーベル平和賞委員会があまりきれいに見えない」との意見を述べた。
(引用ここまで)

 ムン・ジェインがノーベル平和賞発表時にスケジュールを空けていたなんて話があるようですが、楽韓さんのところでは確認はしてません。
 発表の数分後に大統領府から「期待なんてしていなかった」というコメントが出たのは確認してますけどね。

 さて「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」というのは挺対協のこと。
 挺対協と正義記憶財団が合併してこの名称になりました。
 ユン・ミヒャンが理事長であることはそのまま。
 で、その団体から「今回のノーベル平和賞を元慰安婦のハルモニが受賞できなかったのは日本のせいだ」とのコメントがありました。

 韓国で起きた都合の悪いことは基本的に日本のロビー活動のせいですからね(笑)。
 慰安婦コインで大儲けを狙った慰安婦像の作者夫妻はコインが発行中止に追い込まれると「これは日本の圧力だ」と言いふらしていました。ちなみに「証拠はない。心証だ」とのこと。
 ベトナム戦争における韓国軍性暴力被害者がアメリカで会見した時も「日本政府のロビー活動だ」という話が韓国から出てきましたね。日本人でもそう信じている輩がTwitterで噂をばらまこうとして失笑されてましたっけ。
 アメリカで拡がる「韓国疲れ」も原因は日本のロビー活動ってことになってましたね。
 ちなみに「韓国の中国傾斜論も日本によってアメリカに広げられた話」と思いこんでいます。
 実際にアメリカに行ってみたらアメリカ人からも「中国に傾斜している」って言われたと驚愕したソウル大の教授なんかもいました。

 斯様に都合の悪いことはすべてにおいて日本のせいなので、もちろんノーベル平和賞を受賞できなかったのも日本のせい。
 ま、ただの思考停止ですけどね。

 でもって最後には「ダイナマイトという殺人兵器で稼いだ汚いお金でできた賞なんていらない」と酸っぱいブドウを炸裂させる。
 投影と合理化という防衛機制の典型例をまんま見せてもらうことになるとは。
 ま、そうやって悪者にしてりゃいいんじゃないですかね。
 こうしてうちにとってもネタになりますし、それを日本に知らせることで韓国疲れをさらに深めることができるのです。

ノーベル賞の100年 自然科学三賞でたどる科学史 [増補版] (中公新書)
馬場錬成
中央公論新社
2009/11/1