韓銀総裁「日本との通貨スワップ、いくらでも再開できる…条件はまだ整わず」(中央日報)
李総裁は22日に国会で開かれた企画財政委員会国政監査で「韓米・韓日通貨スワップがあれば外国為替健全性次元で良い装置となる」とし「米国の場合、基軸通貨国以外の国と通貨スワップを締結していないため難しいが、日本の場合、いくらでも再開できる可能性があるが、まだ条件は整っていないと判断する」と述べた。

韓国と日本は2016年8月に通貨スワップ再開のための協議を開始したが、釜山(プサン)日本領事館前の少女像設置問題をめぐる葛藤で昨年1月に協議を中断していた。
(引用ここまで)

 ……いや、キミらの立場は「通貨スワップ協定の再開協議なんてもう必要ないけど、日本が乞うてくるのであれば拒みはしない」というものではなかったはずですよね?
 政権が変わったから立場も変わっちゃったのかな?
 まあ、そもそも再開協議自体が韓国側から請われてはじまったものだったのですが。
 その事実が気に入らなくて「日本は韓国が土下座してきたとか指摘するな」なんて記事も出たほどでしたね。

 気になるのは「整っていない条件」とやらがなにであるか、ですが。
 正確にいうのなら「韓国側がなにを条件であると思っているか」ですか。日本側から見たら「慰安婦合意を遵守していないからこうなっている」というだけなのですけども。
 じゃあなんで度重なる再開要求が官民から殺到してるんだって話でもありますね。

 17/12 カン・ギョンファ外交部長官
 18/02 韓銀総裁
 18/03 全経連(日本の経団連相当)傘下のシンクタンクレポート
 18/05 韓銀総裁(3ヶ月ぶり2回目)
 18/05 キム・ドンヨン企画財政部長官
 18/06 全経連会長

 これらに加えてムン・ジェインの来日時には韓国メディアが必死になって「通貨スワップ協定を再開してこい」って訴えていたのは滑稽でしたね。けっきょく、日韓首脳会談では話題にならなかったとのことですが。

 それにしても釜山の日本総領事館横に慰安婦像を設置した際に、慰安婦合意に違反したということで即座に経済ハイレベル協議、日韓通貨スワップ協定再開協議をスパッとやめたのは本当にいい判断でした。
 慰安婦合意というものの重さを韓国に思い知らせることもでき、かつドライな日韓関係を成立させることもできた。
 おそらくは合意前から狙っていたことなのでしょう。

 韓国の立場としてはアメリカの利上げに伴う資本逃避が本気で厳しくなってきた、ということなのでしょう。
 ま、がんばって条件を整えてみればいいんじゃないでしょうかね?