【社説】「冷麺がのどを通るのか」という北朝鮮の傲慢(中央日報)
 先月、平壌(ピョンヤン)南北首脳会談行事で呆れることが起きていた事実が、昨日の国政監査で明らかになった。鄭鎭碩(チョン・ジンソク)自由韓国党議員が趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官にした質問でだ。鄭議員は「玉流館(オクリュグァン)行事で大企業トップらが冷麺を食べている席に李善権(イ・ソングォン)北朝鮮祖国平和統一委員長がいきなりやってきて『ええ?!冷麺がのどを通るんですか』と言った。報告は受けたか」と聞いた。趙長官は「似たような話を聞いた。(李善権が)いきなりやってきたのではなく、その場に一緒に座っていた」と答えた。「なぜこのようなけんつくを食わせたと考えるか」という質問には「南北間に速度を出してほしいという側面で…」と言ってごまかした。 

  大企業トップらは北朝鮮の非核化と南北経済協力を支援するために文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特別随行団に参加した。彼らに対して北朝鮮側が暴言にも近い表現で面と向かって非難したのだ。情況上、「国連制裁を言い訳して南北経済協力に積極的ではない」と脅迫したものと推定できる。
(引用ここまで)

 なかなか面白い事態。
 ピョンヤンで行われた南北首脳会談に財閥上位6位のうち、ロッテを除いた5人がトップの会長、もしくは副会長を派遣した場で北朝鮮高官から「冷麺がのどを通るのか?」と嫌みを言われたとのこと。
 まあ、北朝鮮の立場にしてみれば当然ともいえるでしょう。
 南側のトップ企業家が5人も来ているのに誰一人として投資をしようという話をしてこない。
 おまえらに食わせている冷麺だってタダじゃない。それなのに、この嫌みをいわれた企業家はおかわりまで要求したそうですわ。

「冷麺発言」の北朝鮮高官「プロジェクトを持ってきてくれれば…」(朝鮮日報)
冷麺の名店、玉流館での昼食会に出席した関係者は、李委員長が「こっちはこれだけ(料理を)準備したのに、手ぶらで来たのか」と発言したという話もあるが、自身は聞いていないとした。それでも、「プロジェクトを持ってきてくれれば」という発言は耳にしたという。

 昼食会の出席者を含む複数の消息筋によると、李委員長の「冷麺発言」は、大企業A社のトップが麺のおかわりを注文したときに飛び出したもので、まるで冷笑したような発言だったという。当時の出席者は「わざわざそんなことを言わなくてもよいのに、瞬間的に空気が凍りついた」と話した。

 食事の席に出席した人物は「北朝鮮側は何度も(現代財閥の創業者である)鄭周永(チョン・ジュヨン)会長に言及し、『鄭会長は違った』と即座に投資決断を求めた」と振り返った。
(引用ここまで)

 嫌みのひとつでも言いたくなるのが人情というもんでしょうよ。

 その一方で起業家らにしてみたらムン・ジェインに同行させられて、北朝鮮の高官からは嫌みを言われて、その結果としてアメリカから疑念を持たれて大使館から直接「対北朝鮮制裁に抵触するな」って言われるっていう。
 踏んだり蹴ったりとはこのことですね。
 でもまあ、ここで北朝鮮に同行しなければ積弊勢力だなんだいわれて逮捕収監されることは目に見えている。
 辛いところですね。

 で、ムン・ジェインが今日の国会での施政方針演説でキム・ジョンウンのソウル訪問がまもなくであると発言しました。
 おそらくは「年内の韓国訪問」を想定したものでしょう。
 いまだに年内の終戦宣言を諦めていないってところでしょうかね。
 で、もちろん来るからにはそれなりのお土産を持たせる必要があるわけですが。
 これらの財閥の長らはセカンダリーボイコットを覚悟してまで投資案件を持っていけるんでしょうか?  まあ、ムン・ジェインにしたら自分の腹が痛むわけでもないですけどね。