韓日関係「難しい状況だが破局はない」=駐日韓国大使(聯合ニュース)
河野外務大臣臨時会見記録(外務省)
韓国の李洙勲(イ・スフン)駐日大使は1日、就任1年を迎え韓国記者団と懇談し、大法院(最高裁)が新日鉄住金に対し日本による植民地時代に強制徴用された韓国人被害者に賠償を命じる判決を下したことに関連して、「韓日関係は非常に難しい状況に来ているが、関係の破たん(破局)はないと思う」との認識を示した。日本側は大法院判決を強く批判している。

 李氏は「両国の国民が賢明にケア(管理)すると考えており、そうなるために私も、両国政府も努力しなければならず、本国(韓国)でもそのような努力をしている」と強調。「可能な限り日本の政治家らに接触するなど、韓日関係にあまり否定的な影響を与えることのないよう常に努力する」と述べた。

 また、「(韓国)政府が対応策を打ち出さなければならない」としながらも、「判決文も検討しなければならないし、具体的にどうなるかは分からないが、少し時間がかかるのではないかと思う」と慎重な姿勢を示した。その上で、「両国が冷静になるためにも時間が必要だ」と述べた。
(引用ここまで)
【記者】昨日韓国の報道官もですね,日韓が知恵を出し合っていかなければいけないというふうな事を言っていました。アジア大洋州局に特別チームを設置されたと思うのですけれども,どういう方向が一番いいというふうに大臣はお考えでしょうか。

【河野外務大臣】韓国側に韓日関係に影響を及ぼさないようにというような御発言が先方から,報道官でしたかありましたので,これは一番の法的基盤ですから,これが損なわれれば韓日関係,日韓関係に影響が出ないことはありませんということは今朝申し上げました。
(引用ここまで)

 ……まあ、そりゃ駐日韓国大使が「これで日韓関係は破局に至ります」「もう終わり」とかは言えないでしょうけどね。
 どちらからというと「日韓関係は非常に厳しい状況に来ている」と語っているほうが本音でしょう。

 でもって判決が出てからこっち、韓国政府の対応を見ているのですが……思ったよりも対応が鈍いというか。準備ができていないというか。
 今回の判決は2012年の大法院判決をそのまま継承したものなので、対応の準備ができていないわけがないのですよ。
 もし、準備ができていないのであれば単純にムン・ジェイン政権が無能であるか、日本政府からの反応が小さいものであると高をくくっていたかのどちらか。
 ……どっちも無能であることは同じって気もしますが。

 韓国政府からは判を押したかのように「日韓関係に否定的な影響を与えないように努力する」っていうコメントが出ています。
 外交部の報道官や駐日韓国大使から。
 そういった話で時間を稼ぎたいということもあるのでしょうね。
 でも、河野太郎外務大臣がカン・ギョンファ外交部長官と電話会談したのですが、その「否定的な影響を与えないように」というコメントに対して「日韓基本条約が損なわれれば日韓関係に影響が出ないことはない」と言われてしまうという。

 日本側は事前からそこそこ用意をしていた模様。
 判決の出た当日にはアジア大洋州局に対策室を設置していますしね。
 韓国側はなにかを目論んでいるとはとても思えない。これまでの経済政策とか見ても。
 対策の発表とかもどうしようもないものがポロリと出てくる気がしますよ。