徴用工判決 河野外相「100%韓国の責任で」(毎日新聞)
 河野太郎外相は1日、新日鉄住金に韓国人の元徴用工への賠償を命じた韓国の最高裁判決を受け、韓国側が「(日韓で)お互いに知恵を出そう」と呼びかけたことを念頭に「100%、韓国側の責任において考えることだ。そのつもりで交渉にあたる」と強調した。 (中略)

 自民党の外交部会などの合同会議は1日、協定に基づく協議や仲裁手続き開始を韓国側に申し入れるよう、日本政府に求めることを決議。決議書を提出した松下氏に対し、河野氏は韓国政府の対応を注視するとしつつも、「いつまでも待つわけにはいかない。当然、次の段階の準備をしている」と説明した。
(引用ここまで)

 河野大臣がいらついている、というか芯から呆れているというか。
 韓国側の対応で「ちょっと面白いな」と思ったのは判決当日の外交部報道官、ついで駐日韓国大使からも「両国で知恵を集める必要性がある」だの「両国政府も努力しなければならない」とかコメントが出ていること。
 いや違うだろと。
 まずはおまえらがこの判決に対してどう反応するのかを決定しないと、日本側も対応のしようがない。
 なにを傍観者のようにしているんだって話です。

 今回の判決のなにがやばいって50年以上続いてきた外交関係を一気にちゃぶ台返ししてしまったということ。
 日韓基本条約が気に入らないというのであれば最初から反対するなりなんなりのリアクションをすべきだったのに、これまでその関係性を享受してきておいて都合が悪くなったんでひっくり返すわって話じゃ誰も納得できない。
 「日韓基本条約は併合そのもの違法性を賠償していない」とか言い出しても、そもそもおまえら50年以上も日韓基本条約の下でぬくぬくと利益を得てきただろうがっていう。
 こんな話をすると「日本は韓国から貿易黒字を奪い続けてきた」とかいう輩がいるのですが、日本の中間材や部品を用いて加工貿易を行ってきて日本以外から黒字を稼いできたのが韓国だろうと。

 今回の「100%韓国の責任で」というのはふたつの意味がありまして。
 まず、「日本と協議して〜」みたいなことを言わずに、とっとと対策を決めろという話。
 かつ、「最高裁がどんな判決を出そうと、韓国国内だけの問題としてさっさと処理しろ」とも言っているのですね。
 さもなければ日韓基本条約を守っていないと日本側は判断するしかないということなのですよ。