荒れた北制裁緩和要求... ハイレベル協議の行方は?(ニュース1・朝鮮語)
制裁緩和を促す北朝鮮の声が荒い。米国は非核化まで制裁を維持するという立場を来週にある北米ハイレベル協議での意見の相違を狭めることは容易ではないだろうという見通しが出ている。

北朝鮮は2日、外務省傘下の米国研究所長クォン・ジョングン名義においてに発表した文章で「非核化が完結するまで制裁を決して緩和しないと意地を張る米国の固執不通に我々の中学生すらあまりにもあっけなく『くそ食らえ』と言うほどだ」と強い口調で、米国を非難した。

特にクォン所長は「もし米国が、私たちの度重なる要求を正しく聞き入れず、このようにしていかなる態度の変化も見られないまま傲慢に行動するのであれば4月には私たちの国が採用した経済建設総集中路線には新たな方針が追加されて「並進」という言葉が生まれ変わることもできる」と述べた。

「核」という言葉はなかったが、核・経済建設を同時推進する並進路線の復活を示唆したという点で、再び核開発に乗り出す可能性がある脅しを置いたものと解釈される。 (中略)

ポンペイオ長官は2日(現地時間)、フォックスニュースとのインタビューで、「金委員長が6月にシンガポール会談でトランプ大統領との約束を十分に履行するまで、経済的圧迫を続ける」と語った。
ポンペイオ長官はまた、「トランプ大統領は他国の人間が定めた人為的なタイムテーブルに私たちを追いこむことはできないという方針を明らかにした」とし「私たちは続けて進展を作っていく」と述べた。急ぎはしないというニュアンスだ。 (中略)

米国の自由アジア放送(RFA)によると、クリストファー・ヒル元米国務省東アジア太平洋次官補は「(北朝鮮が要求は)言うまでもなく制裁緩和」とし「米国政府は、これまでの非核化措置なしに対北制裁緩和や制裁は絶対ないだろうという点を明らかにしてきたポンペイオ長官も、今回の交渉で、北朝鮮のこのような要求に対応することはないだろう」と展望した。

問題は、制裁の北米間の意見差別の議題を交渉するのにもマイナスの影響を与えることができるというものである。北米ハイレベル会談ではプンゲリ核実験場の米国視察団の訪問が議論されると観測され、北朝鮮が検証水位と日程調整に非協力的で出てくることができる。
クォン所長はコメントで、「今は米国が相応の答えをしなければならない」とし「さもなくば私たちの動きは1个發覆い世蹐Α廚噺譴辰拭

ただし、北朝鮮もすぐ対話局面から退場する意向はないというのが大方の見方だ。北朝鮮は並進路線の復活の可能性を取り上げたものの、外務次官やスポークスマンからのものではなく、傘下研究所所長によるコメントによって水位を調節した。
(引用ここまで)

 北朝鮮から「制裁緩和しないと核開発続けるぞ」とのコメントがきたとのこと。
 3日遅れの物騒なハロウィンかな?
 全体的にかなり強い言葉が使われていますね。
 「くそ食らえ」としたところは朝鮮語の「飴を食べろ」という言葉で、罵倒語のひとつ。

 この「飴食べろ!」が罵倒語になった権については語源とされているものはいくつかあるのですが。
 韓国で60年代に中学受験の問題で「麦芽糖以外に飴の原料となるものは何か」というものがあり、正解はジアスターゼ。
 ですが大根汁も正解にすべきだということでデモが起きて、「これが大根汁で作った飴だ。これでも食らえ!」とばらまいたことが語源のひとつともなっているとのこと。
 大根汁って……それジアスターゼじゃん。
 ブラジルワールドカップで惨敗してきた韓国代表に「飴でも食ってろ!」って飴をぶつけたなんてこともあったので、この受験でのエピソードは語源のひとつ……って感じかなぁ。
 英語で言うところのFワードみたいなものですね。
 ビクター・チャ教授の話とだいぶ違うなぁ……なんて思いながら読んでいましたが。

 さて、来週にはポンペオ国務長官が北朝鮮を訪問する予定。
 それに向けて「核開発再開もあり得るぞ」というブラフでしょうかね。
 ただまあ、38northによると核物質製造は継続しているし、濃縮施設についても寧辺以外にも多数あるとのことですから。
 非核化なんてするつもりないのは観察されちゃってる。

 いまだに非核化なしに制裁緩和が望めるって思っているというか、戦略的に通用すると思っているのがすごい。
 10年前の寧辺の冷却塔爆破が通用したからって今回も通用するだろうと思っているのでしょうが。
 米朝首脳会談が開催されてからすでに5ヶ月経過しててミリほども事態が動いていない。
 どう見ても今回は無理筋だわ。
 カードのつもりで核開発再開なんて表明したら「待ってました!」とばかりに対応されると思いますけどね。
 まあ、だからこそ北朝鮮政府から直接のコメントではなく、研究所からのレポートにしたってことなんでしょうが。