「文政府が積弊勢力」…ろうそく継承を叫んでろうそくに足を引っ張られる(中央日報)
民主労組・韓国進歩連帯・全国農民会総連盟など50進歩団体で構成された民衆共同行動は「文在寅(ムン・ジェイン)政府が親財閥・反労働政策で『ろうそく民意』に逆行する」と主張した。

民衆共同行動は6日、国会の前で「2018民衆要求案発表および全国民衆大会宣言」の記者会見を行って「文在寅政府2年間、ろうそく民意の実現に向けた主な課題が政府によって回避・無視されている」として「12月1日、全国民衆大会を開くだろう」と明らかにした。彼らは2015年に発足した民衆総決起闘争本部を継承して今年5月に組織された民衆運動連帯団体だ。

彼らは「政府と国会はろうそく民意を制度的に後押しできず、むしろ逆行する行動まで見せている」として「数多くの課題が積弊勢力の妨害で眠っている」と批判した。また「政府と国会が自身の役割を放棄してろうそく民意の実現が遅れている状況で、民衆自らが積弊清算と社会大改革を貫くために出るしかない」と強調した。

彼らは「文在寅政府と共に民主党は自ら積弊清算と社会大改革のための法案の成立を不可能にさせた」として「国会と少数与党のせいにしている」と主張した。

同時に、「自ら積弊勢力と変わらない行動を見せて大きな失望を与えている」として「李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長は大統領と単独面談で免罪符を受け、財閥体制の清算でない財閥の規制緩和だけが続いている」と話した。
(引用ここまで)

 ろうそくデモを主導し、ムン・ジェインを大統領に仕上げることに成功した民主労総が「もっと革命精神を気高く持つべき」としてムン・ジェイン政権を糾弾しているという面白さ。
 民主労総は極左の労働組合ナショナルセンター。単純に「世界でもっとも暴力志向の労働組合」と理解しておけば問題ないはず。
 双竜自動車の工場を破壊したのが民主労総から派遣されてきた労組構成員でしたね。

 そんな連中が「ろうそくデモを経たのに我々の思い描いていた世界になっていない」と物騒なことを言っているわけです。
 「財閥を滅亡させろ」「労働者の天国にしろ」……要するに「思ってたほどの分け前がもらえていない、もっと寄こせ」という話に過ぎません。
 大統領選直後くらいまでは民主労総も我が世の春を謳歌していたのですけどね。

 ただまあ、ろうそくデモが韓国国民の多くに指示されたのはパク・クネを大統領職から弾劾したいという共通目的があったからであって、民主労総を支持したわけではないのですよ。
 支持率は低下しているとはいえ、ムン・ジェインの支持率はまだ55%前後あって、パク・クネのそれとは比べものにならない状況。「ろうそくデモをまたやるぞ!」って民主労総が呼びかけても、あんな熱狂にはならないでしょうね。
 それで選んだ大統領がこの体たらくなのですから、ろうそくデモなんてこりごりだってくらいのものでしょうよ。