河野外相「韓国側のコメントへのコメントはない」(産経新聞)
 河野太郎外相は9日の記者会見で、韓国の元徴用工をめぐる韓国最高裁判決への河野氏の批判に対して韓国政府が反発していることについて「韓国側のコメントへのコメントはない」と静観する考えを示した。

 韓国外務省当局者が日本政府の抗議に「韓国国民の感情を刺激する発言」などと反論していることについては「日韓請求権協定の話だから、法的な議論以外のことは(焦点になら)ない」と述べた。
(引用ここまで)

 「韓国側のコメントへのコメントはない」……か。
 煽るなぁ。
 河野外相はここぞとばかりに自分の顔を売ろうとしているという部分もあるのでしょうね。
 安倍総理の任期があと1年くらいだったら後継者争いには入れなかったのでしょうが、任期満了の2021年までであれば分からないですから。

 日本政府としては「韓国政府の徴用工判決についての対応策」を聞きたいのであって、「厳しい言葉は勘弁してください」とかいう話なんてお呼びじゃないのですよ。
 ひとつ前のエントリでも書きましたが、判決が出てから2週間もなしの礫とか尋常じゃない。
 考えられるのはふたつ。
 事前になにも対応策を考えていなかったくらいに無能なのか、それとも戦略的に無視しているかのどちらか。
 ただ、戦略的に無視しているのであれば、日本側のコメントに対しても反応する必要がない。徹底的に無視しておけばいい。
 ……ということは。

 こうして考えてみると、「過激な発言に深い憂慮を表明」だの「日本政府の発言は妥当でも賢明でもない」っていうイ・ナクヨン首相の日本側からの圧力に負けてますという宣言なのですね。
 いい仕事してますわ。

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竹田 圭吾
PHP研究所
2013/8/26