【コラム】われわれ韓国人が手を差し出すべき日本人もいる(朝鮮日報)
防弾少年団はきのうの東京ドームを皮切りに、大阪・名古屋・福岡でドーム公演を行う。全席売り切れだそうだ。両国の不和を狙って1年前の動画を見つけ出し、邪魔しているのも日本人だが、防弾少年団のコンサートチケットを完売させて歓迎しているのも日本人だ。どちらの日本人に我々が手を差し出し、その手を取れば、歴史問題の痛みを乗り越えられ、未来への扉を開けるのかは明らかだろう。
(引用ここまで)

 朝鮮日報は「ドームツアーでチケットを買っている日本人こそが、我々韓国人が手を差し出すべき日本人だ」とか言ってるのですが。

 これ、とんでもない勘違いなのです。
 この記事ではBTSのコンサートに行っている日本人を「味方」だと思っていますが、BTSに飽きれば彼らは味方ではなくなりますよ。
 おそらくはほんの数年後。
 下手したら来年にだってそうなっていても不思議じゃない。
 でも、今回の連中の所業で「敵」になった日本人はおそらくずーっと韓国に対しての敵のまま。
 そしてその多くは潜在的な「敵」としてあり続けるのです。
 10年単位での収支でいったら完全にマイナスでしょう。

 というか、2002年に楽韓Webを作ってからこっち、韓流ブームと呼ばれるものが今回で3回目となっています。
 最初は冬のソナタ。2回目はKARAと少女時代。そして今回はTwiceとBTS。
 で、3回も「韓流ブーム」とやらがあって、日韓関係はよくなっているのかって話です。
 KARAと少女時代の名前なんてもうほとんどが覚えていないでしょう。少女時代なんて書こうとしても思い出せずに検索に頼ったくらい。

 芸能人が多少愛想を振りまいたところで、日韓関係は2012年から真っ逆さま

 根本的な関係性は芸能人がどうこうなんてところにはあり得ないという傍証が積み重なっているだけ。
 ま、それでも「手を差し出すべき日本人もいる」とか上から目線で記事を書いてりゃいいんじゃないですかね。
 そうやって妄想している間にも、徴用工裁判をはじめとした日韓関係の破綻は進みつつあるのです。

 あ、そうそう。防弾少年団という人たちの紅白歌合戦の出場もなくなったそうです。
 大多数の日本人にとって原爆Tシャツは許せるようなものではなかった、ということになりますかね。ちなみにそのTシャツが韓国では売り切れるような騒ぎになっているそうです。

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2012/7/31