「新植民地はうんざり」 マッカーサー銅像に火を付けた反米団体牧師=韓国(中央日報)
マッカーサー将軍銅像の火刑式を行った反米団体所属の牧師が警察に拘束された。仁川(インチョン)中部警察署は20日、一般物防火、集会およびデモに関する法律違反、特殊財物損壊の容疑で反米団体である平和協定運動本部常任代表A牧師を拘束した。 (中略)

A氏は先月23日午前3時ごろ、仁川市中区(チュング)の自由(チャユ)公園内マッカーサー銅像の下にある石塔の一部に火を付けて不法集会を行った疑いが持たれている。彼は「マッカーサーからトランプまで新植民地体制にうんざりする」という文面が書かれた横断幕をマッカーサー銅像の前にかけ、そのそばに布切れを積んで引火性物質をばらまいた後、火を付けた。当時、A牧師が付けた火が移って銅像近くの木の枝一部が燃えたりもした。

A氏は「マッカーサー将軍銅像の火刑式という一種のパフォーマンスだった。防火の意図はなかった」と述べた。しかし、警察はこのような行為がパフォーマンスの水準を超えたと判断した。

A氏は7月にもマッカーサー将軍の銅像に火を付けて不法集会を行い、集会およびデモに関する法律違反の容疑で逮捕されたことがある。
(引用ここまで)

 引用部分の3段落目、「防火の意図はなかった」っていうのは放火、ね。
 ハングルのWeb翻訳では防火って出るんでしょうけども。ホントに最近の中央日報日本語版は翻訳のレベルが低すぎる。

 さて、このマッカーサー像ですが、楽韓Webでは仁川自由公園まで取材に行ったことがあります
 まあ、仁川の月尾銀河レールを見にいくというついでがあったからなのですが。
 当時はまだパク・クネ政権まっただ中でしたが、「左派政権になったら撤去騒動が再発する」と確信していたからなのですね。
 そのときにはこうやって写真を使うこともできるだろう、と予想していたのですよ。


 大正解(笑)。
 朝鮮戦争で反攻のきっかけになった仁川上陸作戦の端緒となった月尾島を見ているはずです。

 このマッカーサー像についてはアメリカ人の像が置かれているのは適当ではないってことで、過去に何度も撤去騒動が起きています。もちろん、騒ぎを起こしているのは左派。記事にもありますが「新植民地主義の象徴だ」と言い続けています。
 ただ、イ・ミョンバク、パク・クネと保守政権が続いた9年間ではほとんど大きな騒ぎは出ていませんでした。
 ムン・ジェインが政権をとってからこっちというもの、左派が我が世の春とばかりに暴れ回っているのはご存じの通り。

 ただまあ、さすがに放火してくるとは思いませんでしたけどね。
 なにしろ、1枚目の写真を見てもらえれば分かると思いますが、土台だけでざっくり5メートルはあるのですよ。
 これによじ登って、足下に火をつけたっていうんだからちょっと想像の埒外でした。

朝鮮戦争(上) 血流の山河 (講談社文庫)
芝豪
講談社
2014/12/12