韓国外交当局者「慰安婦問題、日本に誠意ある姿勢の必要性を強調」(中央日報)
「日本政府に対し、歴史的な真実に立脚して誠意のある姿勢で問題の解決に臨む必要性を強調している」とし「政府としても誠実に、最善を尽くし、この問題の本質である被害者女性の名誉・尊厳の回復、心の傷の治癒のために被害者の意見に耳を傾け、可能なすべての努力をする」と強調した。

この当局者は和解・癒やし財団の解散に関連し、残余基金の処理問題について「被害者と関連団体の意見をまず聞き、それに基づいて合理的な案を用意して日本政府と協議していく」とし「現在これに関連して決まっている日本との協議日程はない」と説明した。
(引用ここまで)

 こういう記事で「当局者」とされている場合、かなりの高官であることがほとんどです。
 おおよそは次官級ですね。
 で、その当局者が日本に対して「誠意をもって慰安婦問題を解決しろ」って言っているという片腹痛い話をしています。
 和解・癒し財団の解散手続きい入ったけども、合意破棄はしないし、日本に対して再交渉も求めない。
 だけども「誠意ある解決」は要求している。
 「おまえはなにを言っているんだ」ってヤツですが。

 分裂気味というか、分裂そのもの状況。
 韓国国内からは「合意を破棄しろ」「悪くとも再交渉だ」って騒がれて、日本からは「合意を遵守しろ」って言われ続ける。
 結果としてなんとも分裂した結論を出さざるを得なくなった、ということですね。
 「2001年 宇宙の旅」でHAL9000が「このプロジェクトを乗員と協力して成功させろ」「モノリス探索についてどこまでも秘匿しろ」ってふたつのコマンドを出されて狂ってしまった状況によく似てますわ。

 で、韓国側からの働きかけがなにか効力を発しているかっていうことなのですが。
 まるっきり無視されているのと同じなのですよね。
 そもそも今年の頭に慰安婦合意について新措置云々言ってきて、河野外相に「まったく受け入れられない」って却下されてからこっち、まるで事態は進展していない。
 そのときから延々と韓国側は「誠意ある解決を」とか念仏を唱え続けているのに、日本側の態度は1年に渡って変化なし。
 今回も同じことでしょう。
 ちなみに去年の年末にはカン・ギョンファが新措置についてわざわざ訪日してまで説明しにきていたのですが、そのときにも通貨スワップ協定に言及して断られていたってリークされて楽韓Webに呆れられてましたっけ。あれは無様だったなぁ……。そこまで困窮してるんだっていう。

 ま、日本にできることは「合意を遵守しろ」と言い続けて、これまでのような利益を供与するような関係を絶つ=フラットな二国間関係になることくらいなものですけどね。
 結果としては「合意を遵守しろ」って言っているだけで高レベル経済協議も、韓国が土下座してまで頼みこんできた通貨スワップ協定の協議再開も消滅した。
 これまで日本側に片務状態でミリほども利益のなかった漁業協定も吹き飛ばしている。
 今回も「会議で徴用工裁判の判決について触れる」って日商が言っただけで、韓国側は尻尾を巻いて「会議を延長します」(実質中止)とか逃げていっちゃう。
 よい二国間関係になりつつあります。
 朝日新聞あたりの「日韓関係をどう思いますか?」って世論調査がきたとしたら「とてもよいです」って言っちゃいかねない状況ですわ。
 20年来の願いが叶いつつあるってとこですね。

2001年宇宙の旅 日本語吹替音声追加収録版 4K ULTRA HD&HDデジタル・リマスター ブルーレイ (初回限定生産/3枚組/ブックレット&アートカード付) [Blu-ray]
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2018/12/19