【記者手帳】障害者専用駐車場取り締まり、違反者に反省の色なし (朝鮮日報)
 11月12日午前11時30分、ソウル市江南区ノンヒョン洞の高級家電売り場の駐車場で、ある女性が障害者専用駐車区域に車を止め、駐車違反のステッカーを張られた。外車のフロントガラスには、障害者を意味する表示板の代わりに高級百貨店の「VIP駐車証」が掲げられていた。

 申し訳なさそうにする気配は一切感じられなかった。「生まれてこのかた障害者区域に一度も車を止めたことがないが、急いでいて仕方なく止めた。私が誰なのか知っていてのことなのか」と語気を荒らげた。 (中略)

記者は12日午前10時から午後3時までの5時間にわたって同行取材を行いながら「申し訳ない」と謝罪する人に出会うことができなかった。皆「これが初めてだ」「ほんの数分しか止めていない」と散々言い訳を述べ「今回だけは見逃してほしい」と切り出し、最後には「確かに私が悪いには悪いが」と認める姿も。いかにも「運が悪かった」と言いたそうな表情が顔ににじみ出ていた。 (中略)

 しかし、摘発された人々は全く反省の色が見られなかった。「取り締まりを行うことをなぜ事前に知らせなかったのか」「取り締まりもケース・バイ・ケースだろと返って逆切れされることが多かった。取り締まりチームと同行した記者も「こんなことまで取材するとは、あんた本当は記者じゃないんだろう」と疑いのまなざしで見られた。
(引用ここまで)

 東京で公共交通機関だけで生活が完結している人にはピンとこないと思うのですが、ショッピングモールなんかの大型駐車場では出入りしやすい場所に障害者用駐車場というものがあるのですね。
 で、それに堂々と「VIP駐車証」を貼った車が止まり、取材のために声をかけると「私が誰なのか知っているのか」とか言ってくる。
 うむ。ザ・韓国人。

 VIP駐車証このVIP駐車証は取材のあった家電売り場とは関係ないっぽいですね。
 「高級百貨店のVIP駐車証」を持っている、ということは少なくともそのデパートで1億ウォン単位で買い物をしてて、渉外担当がついている。
 いわゆる「金の匙」の一族。
 であればこの「私が誰なのか知っているのか」というセリフは説得力を持ちます。

 韓国では法の下の平等は保証されていないので、たとえばこうして取り締まりをしたほうが罰せられるなんてことはよくあります。
 ヒュンダイ財閥創業者の孫が交通法規を守った運転手をぼっこぼこに殴ったなんてことがありましたが、これも同じ文脈で語れることじゃないでしょうか。
 あるいは取り締まった側が上司にクレームを受けて左遷されるなんてことがよくあります。
 で、政権が変わると左遷された人間が復権したりするのですよ。ちょうどそんな話があったのでピックアップしておきましょうか。

国定教科書反対で左遷された朴栢範氏が教育部次官に(東亞日報)

 パク・クネ政権で「国定教科書はやめたほうがいい」として左遷された官僚が、ムン・ジェイン政権下では次官として復権したというとても韓国的な風景。
 「スクールゾーンで10台連続で停止線を守ったらプレゼント」というテレビの企画で、けっきょく最後までプレゼント授与対象者がいなかった、というのと同じですね。

 これが韓国というものですよ。

そういった韓国社会を描けている怪作
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バップ
2018/09/05