苦難の韓国青年たち…22%は職がなく20%は借金経験(中央日報)
今年の韓国籍放棄者、10月までで3万人突破(中央日報)
平日はソウル・永登浦区(ヨンドンポク)のあるコンビニでアルバイトをしながら就職準備をするイさん(23)。ことし8月から週末には他のコンビニでも働いている。時間を分けて2カ所以上でアルバイトをする、いわゆる「バッタ・バイト」だ。イさんは「働いていたコンビニのオーナーがコストの負担が大きくなったと言って1日8時間だった勤務時間を5時間に減らした」と言い、「以前と比べると収入は同じくらいだが、場所を移動しながら働くため身体的な負担が増えた」と話した。

韓国の青年層が就職難と相対的に少ない賃金、借金の負担と暴騰する不動産などのために経済的苦難のトンネルから抜け出せずにいる。青年層の失業率は韓国通貨危機以来最も高い。

20日付の統計庁の発表によるとことし7−9月期の青年層(15〜29歳)の失業率は9.4%で昨年同期に比べて0.1%上がった。7−9月期基準では1999年以降19年ぶりの最高値だ。就職活動学生まで含める青年層の「拡張失業率」は22.8%に及ぶ。2015年の該当統計作成以来最も高い数値で、拡張失業率全体(11.6%)の約2倍だ。青年5人に1人の割合で「事実上の失業」状態という意味だ。

青年層就業者数はことし7−9月期は393万8000人で前年より2万7000人減り、失業者数は反対に40万7000人と2000人増加した。青年失業の問題が深刻化する中、昨年の20代青年失業者の平均求職期間は3.1カ月と歴代で最も長かった。2013年の2.5カ月から毎年増加している。すべての年齢層で増えているが、昨年歴代最長記録を立てたのは20代が唯一だった。
(引用ここまで)
国会法制司法委員会所属のチュ・グァンドク議員(自由韓国党)が24日に法務部から提出された資料によると、1月から10月までに韓国籍を喪失した人は2万3791人、国籍を離脱した人は6493人に上った。この数は2016年の第20代国会議員総選挙を控え在外国民選挙支援のために3万4585人の国籍喪失者行政処理を一度に執行したのを除くとこの10年で最も多い。
(引用ここまで)
 韓国の青年層就業者が前年同期比で2万7000人減って、失業者が2000人増加。
 就業者が減るのは少子化ということもあって当然な側面もあるのですが、失業者が増えるというのがきついなぁ……。
 実質的な失業率は22.8%。ただし、世界で一般的な15-24歳の失業率ではなく、15-29歳の失業率の統計となっています。

 ヨーロッパでも同じような数字になっていまして。15-24歳の失業率がスペインで34.3%、フランスで20.4%、イタリアで31.6%、EU全体では14.9%。データはeurostatによるもの。
 ちなみに日本で3.4%、アメリカで8.5%。すべて今年9月の数字。
 ヨーロッパでは若者の失業率が高いことで社会の不安要素になっています。スリやら強盗やら。
 フランスではイスラム系の移民の子孫が就職できずに刑務所に集まってしまい、そこからISISの思想に染まってテロに向かうというスパイラルが形成されていたりもします。
 労組が強いことで労働市場が硬直化しているのも大きな原因のひとつですね。
 韓国の経済状況がフランスのそれに似つつあるんだよなぁ……。

 いまのところ、韓国ではテロが頻発するような事態にはなっていないのが救いといえば救いですが。
 ただ、すでに韓国社会になじめなかったチョン・チャンハンがわざわざ日本に来て靖国神社を爆破しようとしたことは先駆けになり得るのですよね。
 ムン・ジェインに経済政策をなんとかぎりぎりのところでがんばってほしいというのは、この部分なのですよ。
 不安要素の輸出が充分にあり得るのです。古田教授も著書でそのあたりを危惧していましたっけ……。

 下の記事は韓国からの国籍離脱者が過去最高のペースで進んでいるというもの。
 経済的な問題や、兵役義務があることも少なからず影響しているでしょう。