韓国外相訪日に対する河野氏の発言 「事実なら不適切」=当局者(聯合ニュース)
 韓国外交部の当局者は27日、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官の訪日の可能性に関する日本の河野太郎外相の発言が波紋を呼んでいることについて、「正確な発言内容がどんなものだったか確認している」と述べた。

 NHKによると、河野氏は26日に自民党議員と面会した席で康氏の訪日について「(韓日の懸案に対する)きちんとした答えを持ってこないかぎり来日されても困る」と発言したとされる。

 外交部の同当局者は記者団に対し、「もし河野外相の発言内容が事実だとすれば、外交関係を管理する外相として非外交的、また不適切な発言だと考える」とし、在日韓国大使館を通じて事実確認を進めていると伝えた。
(引用ここまで)

 河野外相の「まともな答えを持ってこないのであれば、来日されても困る」という発言に対して、「韓国外交部当局者」が「これが事実なら被害公的、不適切な発言だと考える」と発言。
 ちょっと前にも書きましたが、こういう場合の当局者は次官級前後の人間です。
 今回の場合は報道官あたりかなぁ。報道官が記者会見ではなくメディアと話したという感じですかね。

  外交用語というのはできるだけ角を丸めた物言いをするようになっています。
 過激な物言いでさほど必要のない戦端が開かれたなんてことは枚挙にいとまがない。そういった事故を防ぐための知恵が外交プロトコールともいえますかね。
 そのため、首脳会談はいつでも対外的には「大成功」となるようになっているわけです。
 河野外相の発言はそういう面を鑑みるとけっこうギリギリの線を狙っているのは間違いありません。
 ただ、現状の日韓関係はそういったギリギリの線が必要な事態であるというのも間違いない。

 で、不適切だとしたら韓国側はどうするんでしょうかね?
 発言を撤回せよとでもいうのか。謝罪要求でもしようというのか。
 判決以来、何度も出してきた遺憾の意でも発するのか。
 そんな実効力のない話されても意味ないのですよ。
 「ちゃんと評価に値するものを持ってこい」って言われてるんだから、そうしろってだけの話です。

 河野外相が「持っている」と思うのは、日韓関係がこの事態になっている状況で当事者として最前線に出ることができているということ。
 もう顔を売りまくり。
 急激に「ポスト安倍」のダークホースくらいには躍り出てきた感じです。
 こういう「持っている」ことが政治家としては実際に必要なのですよ。