韓国初の純国産ロケット、28日に試験打ち上げへ(朝鮮日報)
 韓国型ロケット(ヌリ号)の試験ロケットが28日午後4時、歴史的な打ち上げの瞬間を迎える。試験ロケットは、全3段からなるヌリ号の2段目に当たる小型ロケットだ。韓国製の75トン級液体エンジン1基が搭載されている。今回の試験打ち上げは、2021年のヌリ号打ち上げに先立ち、韓国の技術で開発したロケットエンジンの飛行性能を確認するために実施される。

 今回の試験打ち上げはロケットの核心であるエンジンの性能を本番さながらに確認するもので、総額1兆9572億ウォン(約2000億円)に上る韓国型ロケットプロジェクトの成否を占う重要な関門となる見通しだ。

 韓国で宇宙ロケットが打ち上げられるのは、2013年1月に打ち上げに成功した羅老号以来、5年10か月ぶり。羅老号は2度の打ち上げ失敗(2009年、10年)を経て3回目に成功した。しかし、肝心の1段目ロケットのエンジンはロシア製だったため「半分の成功」にとどまった。今回のヌリ号はエンジンを含め全てが韓国で開発された。

 試験打ち上げに至るまでも紆余曲折があった。地上試験で何度もエンジンの欠陥が見つかり、エンジンの設計を20回以上変更した。研究陣は地上でエンジンに点火する燃焼実験を約100回実施し、エンジンの完成度を高めた。韓国航空宇宙研究院のコ・ジョンファン韓国型ロケット開発事業本部長は「今回の試験打ち上げが成功すれば、ヌリ号の成功の可能性も一層高まるだろう」と話した。
(引用ここまで)

 まあ、どこまでが「独自」なのかさっぱり分からない「独自製造」のヌリロケットの試験打ち上げが今日行われるそうです。
 スケジュールとしては打ち上げの可否は午後2時30分までに決定。
 午後4時前後に打ち上げ。
 うーん、速報できるかどうかは難しいところですが、できるだけ情報収集はしたいと思います。

 なにしろ輝かしい韓国の宇宙開発に向けての第一歩ですからね!

 羅老(ナロ)ロケットについても言及がありますが、3号機の打ち上げ成功をまだ「半分の成功」って言えているのはすごいというかなんというか。
 ロシアのアンガラロケットの試験打ち上げを韓国が金を出して行ったという謎の事業が「半分成功」って……。
 まあ、韓国も二段目というかキックモーターのノウハウを収集できたので、まったく成果がゼロだったとは思いませんが。
 自爆装置はロケット全体の爆発の原因になるのでオミットしようとかいう謎の知見も得られてますしね……。
 成功云々というよりは「技術を持ち得なかった国だからこその恥」とか「黒歴史」として語られるべきものだと思いますわ。

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的川 泰宣
NHK出版
2017/11/10