韓国首相、韓日・日韓議員連盟合同総会で「自国民の反感を刺激・利用するのは無責任なこと」(中央日報)
韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相が14日、韓日・日韓議員連盟合同総会の開会式に出席し、祝辞を通じて韓日関係改善の必要性を強調した。

李首相はこの日、ソウルロッテホテルで開かれた韓日・日韓議員連盟合同総会開会式の祝辞で「韓日両国は経済や文化をはじめとするあらゆる分野の交流と協力を持続して拡大しなければならない」とし「今そうであるように、韓日両国が難しい問題に直面することもあるが、問題はそれはそれで直視して賢明に対処していくものの、両国の交流と協力はそれはそれで維持して未来志向の関係を構築するように賢く努力することを願う」と述べた。 (中略)

また「政治とメディアが相手国に対する自国民の反感を刺激して利用しようとすればそれは無責任で危険なこと」としながら「難しい問題が起きた時ほど政治指導者は節制を守って知恵を発揮しなければならない」と話した。
(引用ここまで)

 「政治とメディアが反感を刺激・利用するのは無責任だ」
 「おまえじゃい!」
 ……2行で終わらせるのもなんなのでもうちょっと書きますか。

 日韓議員総会でのイ・ナギョンの祝辞ですが、韓国政府側の徴用工裁判における3つのキーワードがまんま出てますね。
 まず「未来志向」「日本との交流、協議を継続したい」、そして「政治利用すべきではない」というもの。
 要するに徴用工裁判について、韓国政府としては解決するつもりがなにもないのですね。
 リソースを割くつもりがないというべきか。

 それにしても、今日で判決が出てからざっくり1ヶ月半。
 なにを待っているのかさっぱり分からない。
 日本側の堪忍袋の緒が切れることを待っているのか。
 原告側代理人が新日鐵住金への差し押さえを開始することを待っているのか。
 あるいは本当にただの無能で徒手空拳なのか。

 何度か書いているように事前に判決がどうなるかの予測はあったのですから、どれだけ無能であっても事前の対策はできたはずなのですよ。
 一部では「韓国政府は日本側がここまで反発することを予想できていなかった」という話も出てますが……いや、さすがにそれはない。

 あー、いや。どうだろう。
 ここまでのムン・ジェイン政権の無能さを見るにあり得ない話でもないと思うのですよね。
 現状、日本側とのパイプもほぼなくなっていますし。
 ムン・ジェイン政権の対日外交の優先度も高いものではない。
 あり得る……か。
 これは要するに「そこ(日本の反発を予想できなかった)まで無能なのか」ということでもあるので、ちょっと信じがたいというか。
 さすがに信じたくない部分でもあるのですけどね。
 いくらなんでもそこまでじゃないだろう、と思っていたかったというべきか。
 就任からここまでの1年半を見ると、そのくらいの能力しかないのかな……とも感じるのも確かなのですよ。