強制徴用被害者「新日鉄住金、期限内に返答せず…強制執行に向かう(聯合ニュース・朝鮮語)
今年10月、韓国の最高裁判所の強制徴用賠償判決と関連して、被告である新日鉄住金(旧新日本製鉄)が原告側の定めた期限までに返答しないことに基づき、原告側が差し押さえ手続きを進行することにした。

新日鉄住金強制動員被害の問題に対する損害賠償訴訟代理人団・支援団は24日、公式な声明として「新日鉄住金が現在までに協議の意思を明らかにしなかったので、すぐに韓国内の新日鉄住金の差し押さえ執行手続に入る予定」と明らかにした。

代理人団は「ただし、日韓当局者間の協議が進行中のため、外交的交渉状況も考慮して執行日を決める」と付け加えた。 (中略)

彼らは「現時点で新日鉄住金が協議に乗り出す意思がないと判断し、執行手続に進みますがですが、被害者代理人団と支援団はまだ新日鉄住金と協議を通じた問題解決を望んでいる」とし「新日鉄住金は確定判決による損害賠償の協議に一日も早く乗り出すことを望む」と述べた。
(引用ここまで)

 かねてから24日午後5時までに、新日鐵住金が返答しなければ裁判所への財産差し押さえ申し立てを行うとしていた徴用工裁判の原告側代理人が「申立を行う」という声明発表がありました。
 なんというクリスマスプレゼントなんでしょうかね。
 ただし、強制執行はまだしないとのこと。
 「日韓政府が協議しているから」ということですが、ちょっとビビりが入っていますね。
 韓国側は日本の反応がここまでのものになると想像していなかった部分が少なからずありまして。
 「日本側がここまで強硬に反発するなんて……」というようなリアクションが出ています。
 この場合の日本側というのは政府、メディア、国民のすべてですね。
 ここまで大きく取り扱われ、日韓関係のすべてがかかるような事態になるとは思っていなかった人間がほとんどです。

 何度か「日韓関係を完全にぶち壊すことになるのだけども、その引き金を引くことができるのだろうか」という趣旨のことを楽韓Webでは書いてきました。
 どうも、そういう状況であるということを把握していない。もしくはできていなかったようです。
 財産差し押さえに入ればそれでなくとも「過去最悪」とされている日韓関係は、さらに悪化することでしょう。
 別にそれはそれでいいのです。
 すべて「ご破算で願いましては」で構わない。言ってみれば創造のための破壊ですよ。
 かつてのような「日韓友好」には二度と戻らない、ということでもあるのですけどね。

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堀井憲一郎
講談社
2017/10/17