韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について(防衛省)
 本件について、昨日、韓国国防部が見解を発表していますが、防衛省としては、事実関係の一部に誤認があると考えています。

 まず、防衛省では、20日(木)のレーダー照射事案の発生後、海自P−1の機材が収集したデータを基に当該駆逐艦から発せられた電波の周波数帯域や電波強度などを解析した結果、海自P−1が、火器管制レーダー特有の電波を、一定時間継続して複数回照射されたことを確認しております。

 また、海自P−1は、国際法や国内関連法令を遵守し、当該駆逐艦から一定の高度と距離をとって飛行しており、当該駆逐艦の上空を低空で飛行した事実はありません。

 加えて、海自P−1は、国際VHF(156.8MHz)と緊急周波数(121.5MHz及び243MHz)の計3つの周波数を用いて、「韓国海軍艦艇、艦番号971(KOREA SOUTH NAVAL SHIP, HULL NUMBER 971)」と英語で計3回呼びかけ、レーダー照射の意図の確認を試みました。
(引用ここまで・太字引用者)

 レーダーの種類、電波の種類を特定まではしていませんが、この書き方であればSTIR-180の電波をキャッチしているという証拠を完全に握っている、ということですね。
 かつ、照射の意図を問う呼びかけに対して無視されたことについても糾弾しています。
 韓国が事実関係を認めて謝罪のひとつでもすれば矛を収めるつもりだったのでしょう。
 結果的に事実を小出しにして、ウソをつき続ける韓国国防部を突き上げる形になってます。

 防衛省、海上自衛隊側には「事実について絶対に退かない」という強い意識がありますね。
 今回、それを強く感じます。
 不退転である、と。
 韓国国防部がウソをつくのであれば徹底的に糾弾するぞという話ですね。
 この感じだとまだまだ把握している事実は多数あるのでしょう。

 韓国側が言うように「我々には瑕疵がない」ということであれば、呼びかけを3つの回線で、3回に渡って繰り返した確認を無視したことも異常。
 というか、韓国が言っている「レーダーを照射していない」ことが本当であれば、呼びかけに対して「我々はそのように認識していない(攻撃の意図はない)」ということを返答すればいいだけの話で。
 まあ、これからは韓国軍のいる海域、空域では緊張が高まらざるをえない、ということになります。
 日米韓の共同訓練なんてもっての他、ということになるでしょうね。