防衛大臣記者会見(防衛省)
Q:哨戒機から呼びかけを行ったことについて、韓国側が、無線通信が微弱で探知できなかったという話をしているようですが、その辺り事実関係は如何でしょうか。

A:海自のP−1は、細かい話になるのですが、国際VHFと緊急周波数、緊急周波数には2種類あるのですけれども、計3つの周波数を用いて、「韓国海軍艦艇、艦番号971」と英語で計3回呼びかけました。そして、レーダー照射の意図を確認しようとしたということでございます。先方の御説明では、当方から「コリアコースト」、「コリアコースト」というのは、多分、韓国の沿岸監視隊というふうに呼びかけたということをおっしゃっているようですけれども、そのような用語を用いた事実はないということでございます。

Q:微弱で捉えきれなかったみたいな話は。

A:3種類の周波数を使って、当日の天候はそう悪くなかったようですし、そんなに遠距離からではないと思いますので、微弱だったということはないのではないかなと思います。 (中略)

Q:韓国側は射撃管制用のレーダーと、火器管制用のレーダーを使い分けて、いわゆるMW−08のレーダーとFPIRのレーダーを使い分けていると説明していると思うのですが、そのFPIRの方は使っていないという説明だと思うのですが、日本側が探知をして発表に至ったのは、FPIRを感知したということでしょうか。

A:その中身を逐一、詳細に申し上げるわけにもいかないと思いますが、防衛省側はおっしゃったようなことも含めて、海自側は分析をしております。
(引用ここまで)

 質問のFPIRっていうのはSTIRの言い間違いか、書き起こしの時のミスですかね。
 防衛省側がミスするとは思えないので、おそらく記者側が言えていなかったってことでしょうかね。
 韓国側の主張は「MW-08を水上モードで使った。しかし、STIR-180は光学カメラと連動して動かしただけで、レーダーとしては作動すらさせていない」というものでしたが、岩屋大臣の記者会見はそれを完全に否定するものとなっていますね。

 この記者会見、なにが大きいかというと担当大臣である岩屋防衛大臣が自ら「韓国側はウソをついている」って言っていることですね。
 もちろん、言葉自体は「事実誤認がある」というものになっていますが。
 そもそもこういった場で「誤認」って言及すること自体が異常。
 昼の防衛省のプレスリリースの時も感じたのですが、防衛省側に絶対に有耶無耶にしないという決意を感じますね。
 あとここもピックアップしておきたいかな。
Q:海自の人に聞くと、海自に限らず、防衛省・自衛隊員の中には、大臣が「韓国側のことを信じたい」とか、今おっしゃられたこととか、もちろん大局観というのは大事だと思うのですが、極めて危険な行為の直後に、怒りよりも、むしろそちらの方が際立つような発言をされているようなことについて、すごく士気が落ちるというような声も、取材によると出ていますけれども、そういう部分に対しての受け止めをお願いします。

A:そのようなことはないというふうに私は思っております。こういう事案については、冷静沈着に対応しなければいけないというふうに思っておりまして、誤解のないように申し上げておきますが、私が「信じたい」と申し上げたのは、テレビ出演中に、記者から、「これは、これまでの日韓関係が影響しての行為でしょうか」という質問がありましたので、「いや、そうではないと信じたい」というふうに申し上げたところでございます。
(引用ここまで)

 この話を「韓国を信じたい」って報道されてしまったわけですね。
 この件に限らず、いろいろと短縮されて言葉尻だけ取り上げられている話は多いですわな。