【萬物相】レーダー照射騒動(朝鮮日報)
どちらか一方がうそをついていることになる。専門家らは「P-1哨戒機が確保した広開土大王のレーダー周波数を公開すれば、どちらがうそをついているか確認できる」と話す。広開土大王の捜索レーダーの周波数は4−6ギガヘルツだが、追尾レーダー周波数は8−12ギガヘルツで、明らかに違いがある。日本の哨戒機が実際に広開土大王の上を通り過ぎたかどうかをめぐる「低空飛行」論争も、広開土大王が撮影したという哨戒機の写真を公開すれば決着がつくことだ。これまで通りならば、両国の国防関連当局間で水面下の話し合いをして直接、事実関係を確認し、「誤解」を解くことができる事案だ。ところが、今回はそうはせずに公の場で舌戦を繰り広げている。

 水面下ですぐに事実を明らかにし、再発を防ぐことができる問題が、このように大ごとになっていること自体が、今回の問題の本質なのかもしれない。今、日本では韓国を友好国と見なさないという世論が高まっているそうだ。韓国政府の反日性向は周知の事実だ。両国政府とも相手国を無視し、「勝手にしろ」という姿勢でいれば、終着点がどこになるのか分からなくなる。その上、トランプ米大統領の任期がさらに6年続けば、韓日関係を仲介する国もなくなるだろう。
(引用ここまで)

 3日ほど前の朝鮮日報によるコラムですが、わりと物事の本質を突いている部分があるのでピックアップしてみました。
 当事者間で事実を突き合わせて、この場合は間違いなく火器管制レーダーを照射しているであろう韓国軍側が「ミスで照射してしまった。遺憾である」くらいのことを言うことができれば、すべて収まっていたことなのです。
 防衛省も大臣による記者会見などはせずに、おそらくすべてが終わっていたはず。

 だけども、日韓間はそれができない状況になっている。
 特に「それなりに親しい」とされていた軍部当局者同士でもできなくなっている。
 まあ、考えてみれば去年の11月に韓国は日米韓合同軍事演習を拒絶しています。
 同月にダイヤモンド安保構想に加わることをも拒絶しており、翌年にはヴァージニア級原潜の寄港をも拒否しています。

 この一連の流れを考えてみれば、もはや韓国軍が友軍であるという考えかた自体が間違っていると思って差し支えなさそうです。
 プレジデントONLINEにはそれを裏付けるような記事が掲載されています。

韓国軍「日本には何をしてもいい」の理屈(プレジデントONLINE)
「クァンゲト・デワン」級のような旧型艦は一般に、若手艦長の最初の任官先になることが多い。そして今の韓国の若手の職業軍人は、反日教育の「毒」が回った世代だ。

7〜8年前、陸上自衛隊のある駐屯地での式典のことだ。式典の開始に伴い国旗の掲揚が行われている最中、その駐屯地に留学で訪れていた韓国軍の若手士官が、私服姿の友人らしき人物とずっと私語をしていた光景を思い出す。たとえ敵対する国に呼ばれたときでも、他国の国旗には敬意を表すのが軍人の常識なのだが、世話になっている留学先でこういう非礼を働く世代が士官になっているというのが、韓国軍の現状なのだろう。
(引用ここまで)

 日米韓の三国防衛で中国を抑えこむという考えはもちろん、韓国のダイヤモンド安保構想参加等の期待もしないほうがいい。
 自衛隊が韓国軍の艦船、航空機に近づく際には緊張感を持って接するべきだ、ということになりますね。
 「友軍なのになぜ」ではない。
 韓国軍であるから当然そのような行動に出るのだろう、というのが前提になる。
 そんな時代になったというわけです。