【江陵ペンション惨事】ボイラー設置業者は登録していない「無資格」だった(国民日報・朝鮮語)
江原道江陵ペンション事故の原因とみられているボイラーを施工した業者が無資格業者であることが確認された。警察は、ボイラー施工後の第3者が連結部位に手を入れてい可能性もあるとみて捜査している。

20日、韓国ガス安全公社、江陵市庁など関係機関によると、18日に二酸化炭素流出事故が発生したペンションは江陵に位置するA社が施工した。この会社はガス供給業者としてのみ登録されているが、ボイラー施工をできるガス施設の施工業者の登録はしていなかった。つまり、ガスボンベ等の販売だけが可能な会社であるにもかかわらずボイラー施工をしたものである。

現行法でガス設備施工業の登録をしていない企業は、ガスボイラーを施工してはいけない。家庭用ガスボイラーをインストールするには、ガス施設施工業2種や3種の資格を保有しなければならない。国家技術資格を取得した人や、ガス安全公社が実施するガスの施設施工管理養成教育を履修した人が1人以上必要であり、オフィス、ボイラー施工に必要な3つの機器を備えなければならない。これに違反した場合、3年以下の懲役又は3000万ウォン以下の罰金刑に処せられる。
(引用ここまで)

 火器管制レーダー照射事件で日本ではすっかり印象が薄れてしまった江陵のペンションでの一酸化炭素中毒事故。
 日本のセンター試験に相当する修能試験を終わらせて男子高生10人で記念旅行に行って3人が亡くなるというかなり痛ましい事故でした。

 原因はボイラーの管が不整合であったことによる不完全燃焼と見られていますが、その施工業者が無資格業者であるということが判明していたのですよ。これが報道されたのが21日で、その夜にはもうレーダー照射の防衛大臣記者会見があったというわけで、まったく報じることができていませんでした。
 けっきょく、3人が亡くなり、7人は重軽傷だったのですが高圧酸素治療でなんとかなりそうとのこと。重症だった被害者がどこまで社会復帰できるかは分かりませんが、軽傷だった3人はすでに退院しているようですね。
 これ以外にもボイラーの管に蜂の巣ができていたなんてこともあったそうですが、管の太さの1/3ほどだったのでそれほど影響はなかったのではないかともされています。

江陵ペンションのボイラー「蜂の巣」が詰まって不完全燃焼?(YTN・朝鮮語)

 まあ……無資格業者がやるなんてことは韓国ではよくあるのでしょう。
 なにがどうなっているのか理屈を理解せずにただ単に管をつなぐだけ、というような感じで。
 KTXのコンクリート製枕木が次々とひび割れたなんてことがありますが、あれも似たようなものだったのだろうなぁ……と想像します。
 防水スポンジを使うべきところに、吸水スポンジを使用してしまって冬になったらその水分が凍結してひび割れを起こしたと。
 実際にひび割れが起きるまで誰もそこに吸水スポンジをはさんでいいかどうか疑問を持たなかったのでしょう。

 無資格業者が工事しても往々にして事故は起きないものなのでしょう。確率は上がるでしょうけどね。
 でも、サイコロで1ゾロが出てしまったとき、韓国でそこにあるのは「死」なのです。
 こういう話を見る度に、武藤正敏氏の著書名が脳裏に浮かびますわ。

韓国人に生まれなくてよかった
武藤正敏
悟空出版
2017/6/1