「リアンクール岩礁は紛争地域」…在日米軍、公開動画で独島にも言及(中央日報)
在日米軍司令部(USFJ)は、昨年末に公開した動画で独島(ドクト、日本名・竹島)を紛争地域だと明らかにするなど日本側の主張を紹介した。この動画の中で、「この地域は数十年、数百年にわたる領土紛争で特徴づけられる(the region is characterized by territorial dispute)」と説明した。あわせて領土紛争地域の地図にリアンクール暗礁(Liancourt Rocks、独島の西洋式名称)、クリル列島(千島列島)、南シナ海、尖閣諸島(中国名・釣魚島)を表示した。

紛争地域としての独島への言及は、日本政府の立場が一方的に反映されたとの指摘だ。日本は独島問題を領土問題として争点化しているが、韓国政府はこれを認めていない。独島が歴史的・国際法的に大韓民国の領土であるという基調で、韓日間に独島に関連した領土・領有権問題は全く存在しないというのが韓国政府の立場だ。そのため、海上哨戒機射撃統制レーダー照射論争や歴史問題などで韓日間で対立が激化する状況で、米国が日本の立場に傾いているのではないかとの懸念もある。これに関連して、韓国政府当局者は「韓米間の同盟に異常はない」と強調した。
(引用ここまで)

 まず在日米軍司令部がYouTubeに掲載した動画がこちら。


 これは日本語版。英語版もありますね。
 動画の中で「自由で開かれたインド太平洋」とか「共通の価値観」「法の支配の尊重」といったどこかで聞いたような言葉がばんばん出てきて苦笑。
 アメリカは同盟国の領土紛争には口を出さないのが原則となっています。
 同盟国それぞれの口利きを受け入れていたらとんでもないことになるでしょうからね。
 アメリカから見て同盟国同士の領土紛争であればなおのこと。

 竹島に関してもノーコメントを貫いてきましたし、尖閣諸島の問題でも最小限の言及で済ませるようにしてきました。アメリカの立場から見れば当然のことなのですが。
 ですが、この動画の中では「Liancourt Rocks」として中立的な表記を行い、かつそこが領土紛争地域であると言及。

LiancourtRocks
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画像は上記YouTubeの動画から引用。集中線は引用者による。

 この時期にわざわざ領土紛争地域として表記し、かつ中立的な名称を書いているというところに米軍、そしてアメリカ政府の意思を感じざるを得ませんね。

 ま、リンクルロックスという表記はアメリカの地名委員会によるものでもありますし、韓国側が「独島は韓国領土!」という広告をアメリカで出し続けてくれたおかげでアメリカ議会図書館で「あそこは領土紛争地域だったのか!」と認識されてDoktoという表記からLiancourt Rocksへ変更されたなんてこともあります。
 表記についてはそのあたりに従っただけ、ともいえますが。

 在日米軍から「アジアにおける主な領土紛争地域」として挙げられたのは大きいですねぇ。
 韓国メディアがこれを知らせると韓国人は総じて大発火状態。
 ますます「こちら側」と「あちら側」の色分けがくっきりしてきたという感じですね。