海自、「秘」の電波情報用意=韓国側はデータ交換拒否・防衛省の想定内(時事通信)
レーダー照射:日本に軍配を上げる米国(JBPress)
 海上自衛隊P1哨戒機が韓国駆逐艦から火器管制レーダーの照射を受けた問題。日韓の防衛当局はシンガポールで14日に2回目の実務者協議を開き、膝詰めの協議は午前9時半から午後8時にまで及んだ。日本側が保全上、「秘」扱いのP1が収集した周波数の提示を打診。その条件として、韓国側に駆逐艦が保有するデータを示すよう要請したが、韓国側は拒否した。双方が周波数のデータを突き合わせれば、照射の有無が判明したが、政府高官は「もはや軌道修正できない韓国側がデータ交換に同意しなかったのは想定内」と、淡々と話した。

 海上自衛隊トップの村川豊海上幕僚長は15日の記者会見で、「協議の中で解決策を導く必要があるなら、把握しているデータを開示する可能性はある」と説明。その上で、「その際には韓国側で持っているデータもしっかりと見せていただき、突き合わせて検証していく必要がある。一方的にすべてを開示することはないと考えている」と強調した。防衛省幹部は「外交上の相互主義の観点からも、客観的な秘のデータを双方が提示し、照合すべきだ。日本側だけが提示しても意味がない」と指摘する。
(引用ここまで)
 トランプ政権が公式には日韓どちらの主張にも正否を打ち出せずにいる中で、米軍事関係者はレーダー照射事件では自衛隊に軍配を上げている。

 その一人、在日米軍総司令部で対米政府連絡担当官だったマイケル・ボサック氏は『Tokyo Review』でこう指摘している。

 「韓国海軍駆逐艦『広開土大王』(クアンゲト・デワン)が12月20日午後、能登半島沖の日本の排他的経済水域を上空を飛行する自衛隊「P-1」哨戒機に対し火器管制レーダーを照射した、という防衛省の主張は大部分において正確だ」
 「韓国軍はレーダーを照射したが、その理由は明らかにされていない。韓国はこうした日本の主張に対して全面否定している」 「韓国がなぜ断固に持論に固執しているのか。その理由は自らの誤りを認め、謝罪することをためらっているからだ」
 韓国にとってこの件で日本政府に謝罪することは政治的には絶対にできない。なぜなら、日本は植民地時代や戦時中に行った行為について韓国に対し、適切に謝罪していないというのが韓国政府の立場だ」
 「日本の犯した行為に比べれば(レーダー照射事件は)マイナーな事案。それについてどうして韓国は日本政府に謝罪しなければならないのか。これが韓国側の言い分だ」
(引用ここまで)

 またひとり、第三国からの立場で「韓国側がP-1に対して火器管制レーダー照射をしたことは間違いない」と断言する人物が増えました。
 元海軍のパイロットでP-3Cに乗っていたポール・ジアラ氏だけでなく、あの韓国側に立つことのほうが圧倒的に多いダニエル・スナイダー教授すら認めているのですから、もう二進も三進も行かないのは分かっているはずなのですけどね。
 あの東京新聞であってですら、韓国を擁護できずに「韓国側の説明は揺れている。納得できる証拠を示してほしい」って書かざるを得ない状況。
 それでも退くに退けない状況なのでしょう。

 というか、今回の話について韓国側をいまだに擁護できているのって、よっぽど軍事的な素養がないか、もしくはただ単純に韓国人であるか。
 そうでなければ安倍政権憎しで日本のやることをすべて嘘だと言っている輩であるか。
 あるいはその複合型のどれかでしょうね。
 あとで扱いますが、広開土大王と同海域にいたサンボンギョのレーダーとSTIR-180の周波数帯は同じなのでそれと勘違いしたのではないかっていう説が韓国で出ているのですが、もう何度も何度も書いたように回転するタイプのレーダーと、指向性の高いビーム型のレーダー波を浴びせ続ける火器管制レーダーを取り違えるわけがない。
 しかも、データ収集を専門とする哨戒機ですからね。

 韓国側がデータの提出を拒んでいるのは、「検算」をされることで窮地に立たされるのはどちらであるかを認識しているからこそですよ。
 海上幕僚長、統合幕僚長が揃って韓国を非難している以上、自衛隊も防衛省もこの問題について退くつもりはないということでしょう。
 お腹いっぱいだと思ってましたが、韓国側の対応があまりにもまずくて面白すぎます。
 日本側からは「韓国側が認めないのなら次々と証拠を突きつける」なんて発言も出てましたっけ。
 次の一手はなにかを楽しみにしてしまいますね。

虚言癖、嘘つきは病気か ― Dr.林のこころと脳の相談室特別編 impress QuickBooks
林 公一
インプレス
2014/8/28