日本の哨戒機警告音公開方針に... 韓国国防部「不適切な世論戦」と反論(ニューシス・朝鮮語)
国防部は19日、声明資料において「日本政府が哨戒機の警告音を公開する場合、以前のように事実を歪曲したり、両国間の対立を助長する意図で不正確な内容を一方的に主張することは望ましくない」と指摘した。

続いて「日本は公開するというビープ音が私たちの広開土大王艦の追跡レーダー( STIR)から照射受けた時点のビープ音であることが確認されなければならない」とし「不正確なビープ音を公開し脅威を受けたと主張することは、国際社会に誤った認識を与えることができので、日時、防衛、周波数特性などの正確な情報を公開しなければならない」と警告した。

また「人道的救助活動を進行中の広開土大王ことについて、継続的な低空脅威飛行をした理由とそのように危険なレーダーの調査を受けた場合、すぐに回避行動を起こさなければならないのに、余裕を持った飛行をした理由も明らかにすべき」と批判した。

国防部は「日本は不適切な世論戦を繰り広げるのではなく、正確な証拠を提示し、両国の専門家が参加した中、科学的かつ客観的検証を受けるだろう」と明らかにした。
(引用ここまで)

 ひとつ前のエントリになっている「火器管制レーダーから照射された電波を音に変換したものを公開」というニュースが確認できる中でもっとも早く報じられたのがNHKニュース。
 掲載時間を見ると早朝の4時1分に掲載となっています。
 そこから韓国メディアにぽちぽちと掲載されはじめたのがお昼くらい。
 で、午後3時36分には「国防部が反論した」というニュースが掲載されるっていう。
 おそらくこれも最初に迷走しはじめたリリースと同様にカカオトークでのテキスト文によるリリースでしょう。
 韓国メディアがそれを受けてほぼ丸写しのニュース記事を書いて公開するまで30分くらいと考えて、15時にはおそらくリリースがあったという感じでしょう。
 リアクションタイムがどんどん短くなっていってますね。
 「それを公開するなんてとんでもない!」ってとこでしょうか。
 なんとかして今回の主張にも含まれている「人道的救助活動中に日本が低空威嚇飛行をしてきた」という方向に持っていきたいのだけども、日本がまったく乗ってこないので焦りもあるんだろうな。

 先日、韓国側からは14日の実務協議で「P-1の受信データを提出してもらって日韓の専門家で検証しよう」という働きかけがあったとの話です。

レーダー問題巡る韓日当局協議は平行線 韓国が専門家の相互検証提案(聯合ニュース)

 なんで日本だけがデータを提出して「韓国の専門家」とやらにさらけ出さなければいけないんだって話ですわ。

 もはや防衛省は火器管制レーダーを照射したと韓国に認めさせることを目的としていないのですよね。
 「こういう事案があり、日本はこうして対応した。公正な対応だ」ということを世界に対して公表しているだけ。
 日韓がそれぞれ主張して、判断はそれぞれの国がすればいいというだけなのです。
 あえて離間の計に乗っている、ということですね。離れれば離れるだけよし。物理的な距離をどうこうすることはできませんが、心理的な距離をとることであればいくらでもできるということでしょう。
 そのためにいくらでも事実を公表し、積み上げていくのがいい。
 「あのときにおまえらこんなこと言ってたよな」と言える。慰安婦合意を利用している現状と同じですね。