レーダー問題で防衛省が協議打ち切り 韓国国防部「深い遺憾」(聯合ニュース)
 国防部の崔賢洙(チェ・ヒョンス)報道官はこの日の会見で、日本側が根拠となる資料の提示なしに、レーダーの電波を音に変換したとする記録だけを公開したとした上で、「事実関係を検証するための2国間協議を打ち切ることに深い遺憾を表明する」と述べた。

 また日本側が提示した記録について、「われわれが要求する探知の日時、方位、電波の特性などが全く確認することができず、実体が分からない機械音」と指摘。その上で、「われわれがこれまで強調してきた通り、正確な証拠を提示し両国の専門家を加え、科学的で客観的な検証を行うことに積極的に応じることを促す」と強調した。

 崔報道官は「今回の事案の本質は人道主義的な救助活動中だったわが国の艦艇に対する日本哨戒機の低空威嚇飛行であり、これに対する再発防止と日本側の謝罪を再度求める」とする一方、「韓国政府は韓米連合防衛体制とともに韓日の安全保障協力の強化のための努力は今後も発展させていく」と述べた。
(引用ここまで)

 電波音の公開が報道された土曜日の夕方、公開される当日(今日)の午前、そして公開後。
 「ただの機械音」「証拠にならない」って同じことを3回言っているおかしさよ。
 報道ステーションの解説者が「協議を打ち切るというのは、日本側はこれであやふやにして終わりにしようという意向」とか言っていましたが、おそらく最終見解の中身を読んでいないですよね。
 「棚上げにして終わり」にするのであれば、最終見解において……
防衛省は、実務者協議において、更なる客観的根拠の提示を求めましたが、韓国側からは、そのようなものは示されず、逆に「脅威を受けた者が、脅威と感じれば、それは脅威である」などの全く客観性に欠ける回答を繰り返しています。

こうしたことから、防衛省では、韓国側の主張は、客観的根拠に基づいていない説得力を欠いたものであり、火器管制レーダー照射に関する重要な論点を希薄化させるためのものと言わざるを得ないと考えています。
(引用ここまで)

 こんな風に協議内容の実態を暴露する必要なんてないでしょっていう。

 勘違いしている人も多いようですが、今回の話に勝ち負けとかないのですよ。
 韓国が「照射しましたごめんなさい」っていうのが日本の勝利条件だとすれば、最初からそれはない。というか、海自はそもそもそんなことを目指していない。
 韓国が「事案そのものを公開しないでくれ」って言っていたにも関わらず、火器管制レーダーを照射されたことを公開した時点で方向性は変わっているのです。

 日本側は再発防止策を施してくれればそれでよかったのですが、それができなくなった以上は、事案の是非を世界に示しておかなければならない。
 軍同士の交流が多い海軍として、どちらの言っていることが正しいのかを主張しておかなければ面目が立たないのです。

 防衛省が公開した電波音、および「低空飛行」云々に対する最終見解。
 韓国の言っていることと、日本の言っていることのどちらが筋が通っているのか。
 まあ、もうすでに軍関係者国務省に近い(かつ、いつもなら韓国側に立つことの多い)大学教授らには理解されていますが、ダメ押しになったことでしょう。
 今回の「最終見解」という名の暴露話を10カ国語に翻訳しているというのは、そういう面が大きいと考えます。

 そしてなにより、今回の事案は日韓関係の離間の理由として使えるのです。
 韓国になんらかの件で「協力してくれ」って言われたら、「いや、近づいて火器管制レーダー照射されたら困るしwww」くらいに言い返せる。
 とてもよい結果になったと思いますね。

 そういえば、慰安婦同意のときも世界遺産登録騒動の時も「負けた!」って騒いでたのがいましたっけね。
 楽韓Webでは慰安婦同意に対して「安倍総理はうまくやった」と書き、世界遺産登録騒動の際には「この韓国の動きは自らに毒が回る」という話をしてました。
 その後、どうなりましたっけ?
 そして、この事案の最中にも「韓国の首を取ることが目的ではない」とも書いています。
 今回の事案はそういう話なのですよ。

エヴァンゲリヲン新劇場版:破 1/8 式波・アスカ・ラングレー テスト用プラグスーツVer.
アルター
2010/12/3