韓国の新卒大学生、正社員就職は10人に1人(朝鮮日報)
 今年の大卒予定者10人のうち、正社員として就職できた人は1人にすぎないという調査結果が示された。非正社員として就職した人を含めても、大学卒業前に職場が見つかった人は10人中2人にすぎないことが分かった。政府の公式統計ではなく、就職専門機関が大卒予定者を対象に実施した調査だが、韓国の大学生が直面する現実を物語っている。

 就職情報ポータルサイト「ジョブコリア」が14日から4日間、大卒予定者のうち「就職意思がある」と表明した974人を対象に調べた結果、これまでに正社員として就職に成功したと答えた学生は11%(107人)にとどまった。インターンやアルバイト、契約社員など非正社員として就職が決まった人も10%(97人)だけだった。残る79%(770人)は卒業を目前に控えても就職先が決まっていない。 (中略)

 卒業を控えた大学生の間では、「大学卒業と同時に社員証を首からぶら下げるのは昔の話だ」との言葉が聞かれる。就職競争がますます激しくなり、卒業後も自分の能力向上に努めなければ、狭き門を通れないからだ。昨年の韓国教育部(教育省)、韓国教育開発院による調査では、16年8月から17年2月の大卒者のうち、17年末までに就職に成功したのは66.2%だった。うち、卒業以前に就職が決まったのは3人に1人の35.3%だった。残りは大学を卒業後にさらに就職活動を続けたことになる。
(引用ここまで)

 韓国の今年の大卒者、正規職として就職できているのが11%、非正規職が10%。
 今年の大卒者……っていうのは3月卒業式を迎える新卒者ってことか。
 統計というよりは就職情報のポータルサイトによるアンケート、ですが。

 ちなみに日本と韓国の就職率は母数が微妙に異なっているという話がありまして。
 日本での内定率は「就職意思のある学生」が母数、韓国の場合は「全学生」が母数になっています。
 なので「日本では就職率がこんなに高くなっているが、これは実際の数字とは異なる」とか「偽の数字だ」みたいに言われています。
 でも、今回のアンケートは「就職希望者」なので、日本でいうところの内定率とさほど変わらない状況。
 つまり、1月半ばの時点で内定率21%。すっげ……。

 なお、今年になってからまた最低賃金が上昇した結果、コンビニバイトが「黄金のアルバ(韓国でのアルバイトの短縮形)」となっていて、とんでもない競争率になっているとのこと。

`夢のまた夢`となったコンビニアルバイト... 最低賃金負担現実に(デジタルタイムズ・朝鮮語)

 これこそがムン・ジェインの力、というところですかね。

 ちなみに日本の12月時点での内定率は87.9%と過去最高の数字となっています。