外国人の80%が「韓国に肯定的…韓国料理―Kポップが浮かぶ」(東亞日報)
外国人が眺める韓国のイメージは?(韓国文化広報院)

 韓国文化体育観光部傘下の海外文化広報院が「外国人の80%が韓国に肯定的なイメージを抱いている」と発表しています。
 で、それを引用する形でメディア各社が「外国人が韓国に肯定的!」「韓国料理やK-POPを最初に思い浮かべる」というように報道しています。
 中でも「タイ、ロシア、インド、インドネシア、メキシコは肯定的と答えた割合が90%以上」とされており、かつ「しかし、日本は韓国に対する肯定的印象は20%だけだった」というような報道のされかたをしています。

 どうも自分の中にある「韓国が抱かれているイメージ」とは異なるなぁ、といったところ。
 ここ何年か行われていないようですがBBCによる2014年の調査結果を見ても、世界的に肯定的なイメージを抱いている国とそうでない国は半々。
 肯定的なイメージが多いとしても、90%以上というような数字ではなくもっと拮抗しているというのが5年前のBBC POLLの結果でした。
 この5年間で印象が変わったという可能性はあるにしても、90%ということはあえりえない。
 BBC POLLでは韓国に対してネガティブイメージの多かったドイツ(59%がネガティブ)ですら79.4%がポジティブな印象という調査結果ですからね。

 と思って大元の韓国文化広報院のサイトに行ってみたところ、配布しているPDFには結果だけでなく調査方式が書かれていました。
 各国500人。それぞれの男女や年齢層に分けて調査したクォータサンプリング方式。
 調査対象は韓国の文化政治経済などについて関心がある層のみ。在外僑胞については調査対象とはしなかった。
 ただし、調査方式は「オンラインアンケート」。RDD方式でも対面方式でもなし。
 オンラインアンケートを行った場所については言及なし。

 ……これ、韓国好きが集まるサイトかなにかでアンケートしたのではないか、という疑惑が拭えませんね。
 どちらにせよ、オンラインアンケートである以上はさほどの信頼性もなし、ということで終了です。