現代・起亜自 アメリカで16万8千台をリコールへ(KBS WORLD)
中国で販売不振の後遺症... 北京現代、リストラに着手(韓国経済新聞)
現代・起亜(キア)自動車グループは、燃料パイプにエンジン出火の原因にもつながる欠陥があったとして、アメリカで16万8千台のリコールを実施すると報じられました。 ロイター通信が伝えたところによりますと、現代・起亜自動車は2017年にエンジン火災に関連してリコールを行いましたが、このときに高圧燃料パイプが不適切に設置されたか損傷したおそれがあり、これが火災のリスクを高める可能性があるとしてリコールを実施したということです。 (中略)

ロイター通信によりますと、カナダと韓国でも実施された今回のリコールによって現代・起亜自動車はおよそ3600億ウォンの損失を負いました。
(引用ここまで)
現代自動車の中国の合弁会社である北京現代が人材調整に入った。現地1〜3工場の従業員を対象に転職を勧めたり、工場の稼働率に応じて人員を配置転換する案を推進中だ。中国の自動車販売台数の減少で苦戦している北京現代が工場稼働率が50%台に落ちる事実上削減に突入したという観測が出ている。 (中略)

北京現代が人材調整に乗り出した理由は現地販売量急減のせいだ。販売量が減り、工場の稼働率が50%台に落ち、人材があふれ始めた。

現代自動車は2002年に中国の北京自動車と持分50対50の合弁会社である北京現代を立てた。北京現代は、中国北京1〜3工場、常州4工場、重慶5工場などを運営している。年間乗用車生産能力は165万台に達する。商用車を生産する四川工場まで合わせると年間181万台の生産体制を整えている。

北京現代は、2013年から4年連続で100万台以上を販売して常勝疾走した。しかし、2017年サド(高高度ミサイル防衛システム)報復の影響で販売台数が78万5000台水準に低下した。昨年も79万台を売るにとどまった。2014年4位だった北京現代の現地乗用車販売台数の順位も昨年9位に後退した。起亜自動車の合弁会社である東風悦達起亜も塩城工場(年間89万台)を稼動中なのに、昨年の販売台数が2016年(65万台)の半分の水準である37万台にとどまった。
(引用ここまで)

 現在、ヒュンダイ自動車は中国に第5工場+商用車工場までありまして、キア自動車は第3工場までで第4工場を建設中だったか計画中はず。
 つまり、ヒュンダイ・キアグループの合弁会社で9つの工場を持っており、キアの第4工場が完成したら10もの工場を持つことになるのですね。
 生産能力は両方をあわせて乗用車だけで254万台。
 ですが、販売台数は116万台ちょっと。半分もいかない。生産車両を東南アジアに輸出しはじめているなんて話もありましたっけ。

 というわけで工員が余りはじめたということでリストラ開始。うむ、どこかで見た風景。
 中国工場の生産性は高いということなので、韓国工場の労組がアレじゃなければ韓国側から手をつけていたのでしょうけどね……。

 で、北米でここ何ヶ月か話題になっていたヒュンダイ自動車とキア自動車の車両発火についてリコールが決定。
 閉じ込められて亡くなったかたもいるようで。
 リコールの台数は16万台。
 リコール費用は3600億ウォン。
 とりあえずこれでこの件は一段落とのことですが、2015年と2017年に行われたリコールが適正なものであったか。
 すなわち、今回のリコールにつながるエンジン火災を引き起こしたのは2015年と2017年のリコールに問題があったのではないのかという調査は引き続き行われるとのことです。

 中国でダメ、北米でダメ。
 両方の国で好まれるSUVで勝負できる車種がひとつもないというのも大きな原因とされています。
 その一方でヨーロッパで新規カスタマー獲得のためにWRCに参戦したところ、けっこういいところまで行けているのです。
 昨シーズンの結果は2位。ただし、昨シーズンのチャンピオンはトヨタでした。
 ついでにいうと2017年も2位。2016年も2位。立派なものだと個人的には思いますが。
 まあ、現在のヒュンダイを象徴しているような話ですね。