哨戒機が危険な低空飛行? 動画を見た複数の海外の識者は「普通の飛行」(Yahoo! ニュース個人)
 2018年12月20日に起きた韓国海軍レーダー照射事件について韓国側は真っ向から反論し、逆に日本のP-1哨戒機が危険な低空飛行を行ったと主張しています。そこで哨戒機の低空監視飛行は危険と言えるような飛行だったのか、当事者の日韓を除いた海外の第三国の識者の見解を参考にしてみたいと思います。
(引用ここまで)

 ということで、「低空脅威飛行」として韓国側が糾弾しようとしていることについて、軍事ブロガーのJSFさんがまとめられていたのでご紹介。
 元P-3C乗りの元国防総省日本部長、在英イタリア人のロンドン大学准教授、中国系シンガポール人の海洋安全保障研究者の言葉がそれぞれまとめられています。
 ちょうどこういうまとめのエントリを書こうとしていたのですが、ありものが使えるならそれに越したことはないということで。

 でもって現状、第三国からの意見はどれも「P-1の哨戒活動は通常のものであって、危険とはいえない」というものばかり。
 まあ、そりゃそうで。
 「軍用機には適用されないICAOの距離500メートル、高度150メートルの民間規定」すら遵守している海上自衛隊のやりかたが糾弾されるわけもなく。
 中国の軍事専門家すらですら「日本の哨戒活動は国際法に違反していない」と言わざるをえないレベル。

 んで、韓国からはハリス駐韓アメリカ大使が突然、国防部長官との会談を持ったことで「アメリカがようやく仲裁するのではないか」という期待が出ているのですが。 

冷え込む韓日関係、ようやく重い腰を上げた米国(朝鮮日報)
 ハリス大使は同日午後、報道機関に予告せず非公開でソウル市竜山区の国防部庁舎を訪問、約1時間20分にわたり鄭景斗長官と会談した。先月20日に韓日「レーダー照射問題」が浮上した後に行われた初の公式会談だ。

 ハリス大使が提案したこの会談では、韓米防衛費交渉に関する意見交換もあったが、「韓日哨戒機問題」にかなりの時間が割かれたという。軍消息筋は「鄭景斗長官は日本の主張の不当さと韓国政府の立場を説明し、ハリス大使は両国の確執に懸念を示した」と話す。
(引用ここまで)

 元々、アメリカ海軍のP-3C乗りだったハリス大使に韓国側の詭弁が通用するわけもなく。
 「仲裁」にはなりえないだろうなぁ……。アメリカも中国も日本と同じ基準で哨戒活動をやってるわけで。
 丸腰のP-1、P-3C(パイロンにミサイルを搭載しておらず、爆弾倉を開いていない)といった哨戒機に対して「脅威を受けた者が、脅威と感じれば、それは脅威である」なんて話を受け入れたとは思えませんね。